言い方が全て:「コンサル日記」より

大先輩oratakiさんのブログで紹介されていた「コンサル日記」を読んだ。
Amazonの紹介文には、「個人コンサルの日々の哀歓を綴る、ビジネス・エンタテインメント小説」とある。実際その通りで、コンサルの心の動きや迷い、ささやかな達成感などが淡々と描かれている。
コンサルの進め方のイメージや、実は肉体労働に近い実態(笑)が分かりやすく描かれているという点では、コンサル業界の入門書としてもお勧めできる。

クライアントが5社出てくるのだが、心に残ったのは大手予備校の話。戦略ではなくオペレーションが悪いと信じ込もうとしているクライアントに対して、最後の最後で「やはり戦略が悪かった」と結論付け、結局契約解除になってしまう。主人公はいいことをしたと信じていたが、相手はプライドをズダズダに引き裂いてしまった。
そのクライアントの「正しいことを言うのはコンサルの役目、しかし言い方を間違えるとそれは毒になり、相手の心を腐らせる」という言葉は、私の心にも突き刺さった。私自身も、いつも言葉には気をつけているつもりだけど、一刻も早く状況を改善しなければならない場合など、ストレートに伝えた方がいいこともある。
「この人の言うことなら何でも受け入れられる」と思ってもらうには、最後はやはり人間性なのだろうか。

その他、傾いた印刷会社の話も興味深かった。経営トップは簡単に「裸の王様」になれるのだ。どこかで「信念」と「思いこみ」は違うと聞いたことがあるが、その通りだね。

さて、今日も明日も、たまった仕事のお片付け。
夫も忙しい。年が明けてから、私が仕事で遅い日以外は帰宅は深夜。先日は2時半だったようだ。せめて倒れないように…でもなかなかフォローできない私^^; だって忙しいんだもん。一昨日、昨日はどうにも回らなくて、実家の母にはるばる静岡から来てもらうことに。親離れできない私、ごめんなさい。
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by miki_renge | 2009-01-24 08:24 | 仕事場にて
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