「ゆとり教育世代」

先日この記事をアップして、コメントをいただいたことに触発されて、「『ゆとり教育世代』」の恐怖」という本を読んだ。2002年から始まった「ゆとり教育」。2010年からはこの世代が大学を卒業し、職場に進出してくる。その付き合い方を一歩間違えると大変なことになるのか?というのが、問題意識としてあった。

本書の4分の3はこれまでもさんざん言われてきたことであり、特別目新しいことはなかった。しかし残りの4分の1で、多少は認識しておいた方がよいことも発見した。以下、備忘録としてメモしておく。

・「ゆとり教育世代」には、企業の倫理は通用しない
 ここでいう企業の倫理とは、「頑張れば報われる」という高度経済成長時代の幻想。

・「ゆとり教育世代」は、精神的に弱い
 コミュニケーション力が弱い。他者を受け入れるキャパシティも低い。

・劣悪な企業環境の中、純粋培養されてきた「ゆとり教育世代」が入ってくるのはタイミングが悪い
 管理職には高度なマネジメント力が問われる。

・「ゆとり教育世代」は、自己実現欲求が強い
 オールド世代と違い、ブランド志向や、「よらば大樹の陰」的な発想はない。

それでも、著者は「ゆとり教育世代が日本を変える」と主張する。管理職は仕事を真剣にやっているか、経営者はルールを守り、利益を適切に分配しているか、「ゆとり教育世代」は見ているというのだ。

もっとも、「バブル世代」の私は、そうやって決めつけられるのが大嫌いだったりするが^^;
「ゆとり教育世代」が生きてきた時代背景や、行動の傾向について知るにはいいが、あまり先入観を持たないようにもしたい。

さて、本日もこれから夫に子供達を託して仕事! 年度末に向けて怒涛の日々が待っている。今の最大の悩みは、確定申告。いつやるんだ?保育園の継続申請ができなくなるぞ~
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by miki_renge | 2009-02-21 07:51 | 社会・経済一般
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