田沼意次から総選挙を想う

昨日の総選挙は民主党が大勝。これからどうなるのか、期待もあるが不安も大きい。大増税時代がやってくるだろうし、仕事に関しては制度が変わってやることが増えそうだ。
どうでもいいが、昨日、初めて「出口調査」をやっている場面に遭遇。私に声を掛けてくれたらいくらでも話すのに~なんて思っていたけれど、出口調査のスタッフは1人。前に選挙会場を出た人が長々と話をしていて、私が入りこむ余地はなかった(苦笑)

さて、これから大きく変わりそうな政治の世界。
この転換点や、今の時代に政治にかかわった人たちが、後世でどのように評価されるのか、いろいろ想像(妄想?)してしまう。

歴史の蘊蓄を語り始めたら止まらない長女によると、現代でもっとも理不尽な評価を受けている歴史上の人物は「田沼意次」だと言う。
私も、中学時代は「賄賂政治=田沼意次」と学び、寛政の改革を推し進めた松平定信は「いい人キャラ」という印象が強い。しかし、今にして思えば、年貢の取り立てはこれ以上無理と判断し、重商主義政策に転じた意次の判断はあながち間違ったものとも思えない。貨幣制度の統一(南鐐二朱銀)や、中国との貿易の活性化(海産物など)、株仲間制度と、そこから納税させる仕組みの確立など。
しかし、まぁ、当時は理解されなかったのだろう、意次は次第に孤立していく。たまたまその時期に起こった天災までも、「意次のせいだ」と言われ、息子が殺されたときは彼を殺した佐野正言が賞賛される始末。意次は失脚し、寂しい晩年を送る。

…なーんか、ちょっと今の世の中と被る?
松平定信は「質素倹約」を旗印に改革を進めたけれど、庶民が本当に楽しく暮らせたのは意次の時代だという説もある。
この先、我々庶民はどんな「年貢」を支払うのだろうか。楽しく生活できるのだろうか。
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by miki_renge | 2009-08-31 13:14 | 社会・経済一般
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