介護施設は姥捨て山か(「任侠ヘルパー」より)

またもや「任侠ヘルパー」ネタ。先週は「延命治療」、今週は「看取り介護」がテーマだった。

まず8話(先週)
脳梗塞の後遺症で身体が不自由になり、介護施設「タイヨウ」に入所した夏夫さん。家族はさっぱり様子を見に来ず、同室の鷲津さん@組長は怒っている。夏夫さんが心筋梗塞で危険な状態になって初めて病院に駆けつけた家族は、医師に「延命治療をお願いします」と懇願する。
そのとき付き添っていた鷲津さんは、そんな家族を一喝。「いつ来られるかも分からないのに、何で延命なんかすんだよ?これまでずーっとほったらかしにしやがって!」

・・・待っている方は辛いよね。私も、妊娠中の長期入院で少しはそれが分かった。介護施設に入ったら、病院に移ることはあっても、基本的にはもう自宅に戻ることはないだろう。どんなに会いたくても、自分からは家族に会えないんだよね。

そして9話(今週)
夏夫さんの容態が落ち着いて、家族は「タイヨウ」に看取り介護をお願いする。夏夫さんの息子は、そう申し出つつも、「これって父を殺すことにならないんでしょうか。父は喜んでくれるでしょうか」

・・・そう思ってるなら、少しは面会に来い!と思う反面、忙しい仕事をしていたり、受験生を抱えたりしていたら、仕方ない、のかな。決してこの家族が特別に冷たいわけではない。日々の忙しさに流されて、ついつい後回しになってしまうことはあるだろう。安易には責められない。

そして、夏夫さんは、施設の皆に見送られながら旅立っていった。鷲津さんが言うように、大勢に囲まれて嬉しかったのだろうか。見送った方は「嬉しかった」と思いたいだけなのかも。

この2つの話と、羽鳥さんの「介護施設は姥捨て山」という社長辞任会見が見事にシンクロしていた。「介護施設を作ったことで介護する人の負担を軽くして、結果的に孤独に死んで行く人を減らせると思った」と語った羽鳥さん。実際、その通りなんだよね。2話くらいまでは「何だこの女?」と思っていたけれど、今ならそれが良く分かる。それでも、「歳を取って衰えることは、自分で寿命も決められないってことか、病院も介護施設も姥捨て山か…」という、鷲津さんの言葉も切ない。

来週は羽鳥さんの若年性アルツハイマーがさらに進行?涼太@子供店長はどうなってしまうのか。母1人子1人の家庭で、母親が倒れたら?子を持つ親として、他人事ではない。

いろいろ気になるし、他にもツボが満載のドラマなのだが、9話は特に任侠ヘルパーさんたちのビジュアルに惚れ直した^^ 夕日を背負って仲間を助けに行く彦一たち、かっこよすぎる。
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by miki_renge | 2009-09-06 07:36 | ジャニーズ
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