答えのない世界(「任侠ヘルパー」より)

昨日はヘビーな仕事のダブルヘッダーで、朝7時過ぎに家を出て、帰宅は21時。シルバーウィークは仕事。あと1か月はこんな日が続くのだが、乗り切れるのだろうか^^; 「任侠ヘルパー」終わっちゃったし(泣)、次は「ぷっすま3時間スペシャル」を目標に仕事しよう。

そう、「任侠ヘルパー」。いつもは録画を見るけれど、最終回は翌朝まで待てなくて、リアルタイムで見た。余韻の残る、本当にいいドラマだった。

最終回、行き場を失った「介護難民」が、これまた閉鎖の決まった「タイヨウ」に続々と押しかけてくる。スタッフ皆で受け入れ先を探すのだが、なかなか見つからない。とりあえず任侠ヘルパー達は空腹の老人達を放っておくわけにいかず、炊き出しを行う。しみじみ感謝する老人たち。
しかし、そのうちタイヨウ内で集団感染発生し、多くの老人が入院することに。
そのような事件が起こって初めて、皆の受け入れ先が決まる。

受け入れ先が決まって良かったね・・・となりがちな展開だが、当の老人たちは喜んでいない。またタライ回しにされるのか、とつぶやく彼ら。そして、退院した彼らは「タイヨウ」に戻ってきてしまった。タイヨウの所長@大杉漣さんは、そんな彼らに腰を下ろして「おかえりなさい」と優しく声をかける。

その後、「どうせ彼らは新しい施設に行っても結局たらい回しにされるだけだから、自分たちが最期まで面倒みる」と言って施設に立てこもる彦一@くさなぎ君と任侠ヘルパーの皆さん。厚生労働省を敵に回し、警察との大乱闘が始まる。
ここで、厚労省幹部@陣内さんは「皆が皆、目の前の老人だけを救っていたら介護行政は崩壊する」と言うが、彦一は「目の前にいるような人間を見殺しにしなきゃ成り立たねえ制度だったら、つぶしたらどうだ?」と応戦。

…これも答えはない。
そう、このドラマは、「システマチックな介護」「身体拘束」「延命治療」など、どちらがいいか分からないテーマを描いている。「極道」という一般的には分かりやすい「悪」を用いて。

「研修」を終えた任侠ヘルパー達は、それぞれが選んだ道を進む。その選択が清々しかった。極道が介護施設で研修を行う目的は最後まで明かされなかったが、それも含めて視聴者が考えるべきなのだろう、と思った。アルツハイマーとなった羽鳥@夏川さんの「何があっても、自分は自分でしかない」というメッセージがそこに生きてくるのだろうと。そしてその選択の基準は、「一番守りたいものは何か」ということも。

最終回が終わって、チャンネルを変えると「子ども手当」や「公立高校の無償化」などの政策が報道されていた。何だか脱力。そりゃ、子供が増えれば将来の見通しは明るくなる。しかし、子ども手当がなくても困る人は多くないだろう。それよりも、今、介護している人・されている人、苦しんでいる人は救われなくていいのだろうか…これも答えのないテーマ、か。



◆ファンのつぶやき(笑)

・草なぎくん、本当に本当に格好よかった!「ぷっすま」で見せる120%の笑顔はなかったけれど、だからこそちょっとした微笑みがひきたった。
しかし警察に連行されるシーンで4/23のことを思い出した視聴者も少なくないだろう^^; 昼間の再放送はのりぴー保釈でつぶれたようだが(怒)、まずは最大の懸念であった「のりぴー記者会見」が最終回と重ならなくてよかった。

・このドラマで、草なぎくん以外の若手俳優の良さも認識。薮くんのことは前から知っていたけれど(笑)、山本裕典くん、夕輝壽太くん、五十嵐隼士くん、これから要チェックだ。願わくはぜひ「ぷっすま」にも出てほしい。
六車@夕輝くんは、羽鳥さんの秘書と組んで事業をやるのね。てっとり早く事業を展開するには、経験者とのアライアンスは基本だものね。五郎@五十嵐くんはヘルパーに。零次@裕典くんは、やはり「目の前の老人を見捨てることができずに」極道をやりながらヘルパーも続けていたんだろうか。

・所長@大杉さんはきっと極道だろうと思っていたが、結局違った(たぶん)。自分や家族が介護されるなら、こんな所長のいる施設に入りたい。最後、「タイヨウ閉鎖」の札を外していたけれど、こんな施設つぶれちゃダメだ。

・若頭となったりこ@メイサちゃんは、もう一生自由に恋愛もできないし、グレープフルーツサワーを飲むこともないんだろうな。晴菜@りいさちゃんとのガールズトークが切ない。

・ラストシーン、羽鳥さんの病状はかなり進んだようだった。せいしろう@子供店長の記憶もいよいよ怪しくなってきたようだ。見舞いにきた彦一に、「今日は覚えていないみたい」と伝える子供店長、強くなったね。こう言えるまでどれだけ涙を流したことだろうか。それでも、彦一がライターを出したとき、羽鳥さんの「ここは全面禁煙よ」という決めゼリフが出て、ホッとした。

・いろんなテーマを盛り込んで大風呂敷を広げたような印象もあったが、でも問題提起という観点からは見ごたえがあった。お涙頂戴のほのぼのヒューマンドラマでない、敢えて解釈がしにくいところも魅力だった。ありがとう、任侠ヘルパーの皆さん^^
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by miki_renge | 2009-09-19 07:45 | ジャニーズ
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