「保育園の不合理」

実務補習のフィールドワークが無事に終了し、ホッとしている。今日はたまった仕事の片付けで1日が終わりそう…

さて、「週刊ダイヤモンド」2月6日号を購入。
特集2の「『保育園』の不合理」はなかなか読み応えがあった。80万人とも言われる待機児童の問題が、分かりやすく紹介されている。

待機児童の問題は、本質的には、大量の税金が投入されている(従って保育料が安い)認可保育園に入れる家庭と入れない家庭の不平等感にあるということ。
その、さまざまな意味で恵まれている認可保育園に入りやすいのは正社員夫婦の家庭であること。一般的に労働条件の悪い非正規雇用ほど高い保育料を払っているということ。
実は日本全国を見れば、保育園は定員割れを起こしているということ。つまり保育園の偏在が問題であること。
保育園を増やそうにも、株式会社立の保育園の参入は非常に難しいこと。私立保育園の経営主体のうちNPO法人や株式会社の占める割合が2%以下であること。

うちは次女が0歳のときから認可保育園にお世話になっているが、東京23区では0歳児一人当たりに対して月40~50万円の補助金が出ているそうだ。この我儘娘に50万!申し訳ない。
これだけ出てれば、そりゃ「不公平感」は生じるよなぁ…しかし一方で、「入っちゃえばこっちのもの」という考えを耳にすると、残念に思う。長女が無認可保育園で空き待ちしていたときは、そのような声を聞くと怒りに震えていたっけ。

個人的には、株式会社立の保育園が増えない限りは待機児童は減らないと思う(良し悪しは別として)。認可保育園を作るには莫大な初期投資が必要であり(土地、建物など)、特に待機児童が多い都市部では非現実的だろう。今回の特集で、頑張っている株式会社立保育園があること、しかしそれらがまだまだ表に出ていないことも分かった。
あとは人件費比率の高さをどう捉えるか、だな。恐らく株式会社立保育園の総事業費対人件費比率は70~80%くらいだと思う。特集では保育士のシフト管理を徹底しコスト削減する(よく言えば「適正な人員配置」なのだが)事例が紹介されていたが、保育士も機械じゃないんだから「ジャストインタイム」とはいくまい。それをやったら保育士のモチベーションが下がりかねず、定着率も悪くなり、結果として顧客満足は得られない。

子ども手当はいらないから、「頑張っている保育園」にお金を振り分けて欲しいと願う。

久々に「よい子の味方」でも観てみようかな。若い翔さんがかわいすぎるんだよね^^
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by miki_renge | 2010-02-07 08:24 | 商品・サービス
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