年度替りに入ってきたニュースから

さて新年度。年度替りに入ってきたニュースにはいろいろ考えさせられた。

【その1】休日分散化に関する社会実験
観光庁は31日、ゴールデンウイーク(GW)や夏休みに集中している連休を分散化させた場合の影響を調べる社会実験を、東京都荒川区や京都市、福岡市など全国8地域で実施すると発表した。
家族の時間を増やし、旅行需要を促すのが狙い。
休日分散化制度については個人的には反対だ。なぜなら、
(特に今回の「社会実験」の場合)
・そもそも子供の休日に合わせて親がスムーズに有給休暇を取れるものだろうか?
 有給休暇の取得率はここ数年50%にも満たない。
 雇用者に関してはこの数字を上げるのが先決ではないか。
・特に今増え続ける非正規雇用は現実的に有給休暇取得は難しい。
 非正規でも有給休暇が取れることを知っている人はどれくらい?
・共働きの家庭で両親とも休めなかった場合、子供は結局1人で過ごすしかない。
・それでも雇用者は有給休暇という制度があるが、自営業には関係ない(←私だよ)。

(分散化が実施されたら)
・雇用者と言っても業種はさまざま。土日祝日が休みの人ばかりではない。
 少なくともサービス業では無理だろう(←以前の職場は祝日出勤だったっけ)
 そういう人に「有給を」と言っても、上記「社会実験」のような状況で取得できるのか?
・仮に家族の休日が揃ったからといって、旅行やレジャーに行くとは限らない。
 個人的には、家族の絆を深めるとかいうのは、特別なことをしなくても十分できると思っている。たとえば一緒に料理を作るとか、そんなささいなことでもいいはずだ。
・そもそも休日の経済波及効果って何?休日に何をしようが勝手でしょう?

…すみません、だんだんボルテージが上がってきてしまった。これって、カレンダー通りに休めて、お休みの日には旅行出来る人が考えた制度なんだろうな(←意地悪な言い方)
ちなみに「カレンダー通り休める」うちの夫は、「平日にポッと休めるのがいいんだよなー」と言っている。まぁその感じ方は人それぞれだろうが。

【その2】教科書検定で「脱ゆとり」
長女、小学5年生。来年度から完全「脱ゆとり」となるが、この狭間の時期、どうやって埋めればいいのだろうと悩む。これまでやってきたことは「実は足りませんでした」と言われているようなものだから。
一応、長女の学校では4年次に「移行措置用教材」を用いて、台形や直方体、立方体について勉強をしている。しかし正規のスケジュールに無理やり詰め込んだようで、長女は明らかに消化不良(学校の先生も相当苦労したのだと推測するが)。
5年生でもこうなるのかなー、と思うとゾッとする。授業時間を増やさないと、教えるのなんて無理だよ。まぁ、家庭でフォローせよ、って話なんだろうね。

【その3】子ども手当
ついにやるのね…将来に向けてとてつもなく重い借金を子どもに課してしまったようで怖い。
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by miki_renge | 2010-04-03 10:15 | 社会・経済一般
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