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木村拓也コーチ

ジャイアンツの木村拓也コーチがくも膜下出血で亡くなった。
私は野球には今は興味はないが、SMAPの木村君と同じ名前(字は違うけど)・同い歳ということで認識はしていた。まだ37歳、無念だっただろう。

ジャイアンツのサイトで、木村コーチが今年3月に新人に対して話した内容が紹介されていた。最後の「投げ出す前に、自分自身を知って可能性を探るのも必要」という一文が心に残った。この人、選手一人ひとりをよく見て、可能性を引き出せる、いい指導者になっただろうな。

実は私の脳にも、くも膜下出血の原因と言われている動脈瘤がある。2年ほど前、脳ドックを受けたときにたまたま見つかった。以来、経過観察を続けている。
テレビなどでは、「脳ドックを受けましょう」などと言っているが、脳ドックを受けていざ動脈瘤が見つかったらどうするか?動脈瘤は一生破裂しないことも多い。一方で予防手術(開頭クリッピングかコイル塞栓か)にもリスクはある。経過観察中も「破裂するかも」という不安を抱えて生きて行くことになる。もしかしたら「知らぬが仏」なのかも。

私の場合は幸い、瘤は3ミリ程度で比較的破裂しにくい場所にあるということ、低血圧、家族歴なし、酒・タバコはやらないということから、今すぐにどうこうなる状況ではないようだ。しかしやはり価値観は変わった。
まず、キャリア開発などの研修で「中長期的なビジョンを描きましょう」とはあまり言わなくなった。自分自身が将来ビジョンを描きにくくなっているのに、講師としてそんな無責任な話はできない。その代わり、「今できることを精一杯やりましょう、リスク管理はしっかりしましょう、自分がいないと周囲が困る状況は作らないように」ということは強調している(もちろん、目標や計画の必要性まで否定するものではない、念のため)。

そういう意味では、江頭2:50のような生き方になっているかも知れない(爆) 「人間いつ死ぬか分からないから、その時のすべてを出しきりたいんだ。オレはいつ死ぬか分からないし、見ている人もいつ死ぬか分からない。視聴者が最後に見た江頭が、手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?」と語るエガちゃん、師匠と呼ばせて下さい。

まぁ、脳動脈瘤があることが分かって、生活はむちゃくちゃ規則正しくなった。体調はかえっていいくらいだ。そして子供のことは後回しにしないで、今伝えられることはすべて伝えようと思えるようになった。一病息災ってホントだなぁ、と実感。

あとは、医学が発達して、くも膜下出血でも後遺症なく社会復帰できるように、そして予防手術の安全性が高まるように祈るのみ。木村コーチのご家族のような、悲しい思いをする人がいなくなるように(そして私も安心したいよ^^)
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by miki_renge | 2010-04-09 10:58 | ジャニーズ
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