きれいになった病院に行って

少し前のことになるが、春休みに長女の検査のために、渋谷区広尾の「日赤医療センター」に行った。こちらの病院には次女とともにいろいろとお世話になっている。

着いてあまりの立派さにびっくりした。昨年11月に受診したときから、同じ敷地のなかに建物が移転するとは聞いていたが。
まず、受付で「呼出機」が渡される。携帯電話よりちょっと大きめのものだ。診察が近くなったら、この呼出機が鳴って教えてくれる。待ち時間の長くなりがちな大病院でこれはありがたい。愛育病院の産科や成育医療センターでもこちらは経験済だが、受診頻度が比較的高い日赤にあるのは嬉しい。

待ち時間の間、病院内をうろうろ。
1階のフロアには、コンビニやレストラン、お花屋さん、タリーズまである。ちょっとした商業施設だ。長女が喜んだのは図書館。待ち時間にここで本が読めるのだ。医学書あり、ベストセラーあり、「ちびまる子ちゃん」などのマンガあり。もちろん貸出OK。

そして私は待ち時間、「銀行に見殺しにされないための十箇条」という本を読んでいた。サブタイトルに「実録・資金ショート危機から生還した病院」とあるように、経営危機に陥った病院の、銀行との交渉を含む生き残りの経過を書き記したものである。
さすが実体験に基づいたものは、迫力が違う。病院の経営スリム化・効率化をどう図るべきか、押さえるべきポイントも確認できた。最後には自分たちに融資してくれなかった銀行への痛快なしっぺ返し(?)についても述べられていたが、銀行側の思いも分からないではない。まぁ、筆者が語るように、「ビジネスも最後は人」なのだ。経営者は、「どれだけ熱く、自分の経営のことを一緒に考えてくれるか」で、銀行や担当者を選べばよい。

きれいになった日赤を眺めながら、ついつい、「どれだけ投資したんだろう」などと下世話なことを考えてしまった。
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by miki_renge | 2010-04-16 06:01 | 社会・経済一般
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