「世襲」はいいのか悪いのか

世の中、どうやらお盆休みらしい。フリーランスの人間には、全く関係ないことだけど。早朝から深夜まで働いてますよ~同じくお盆に働いている皆さん、頑張りましょうね!

さて、移動中に「AERA」(8月16日号)を読んでいて、小渕優子さんの記事が目に止まった。
父である故・小渕恵三氏に溺愛された少女時代。
「優子の婿を後継に」と口にした父に反抗した大学時代。
首相になった父の疲れ果てた姿を見ての、TBS退職の決意。
イギリス留学の朝の、父との今生の別れ。
そして、迷いに迷った挙句、父が亡くなる2日前に、政治家になると宣言する。

世の中、「世襲議員」はどうしてもバッシングされがち。
先代の地盤は引き継げるし、資金もある。彼らがいると新規参入はしづらくなる。要は「ずるい」ということだろう。
しかし、世襲議員だからこその悩みや苦労もあるのだと、この記事を読んで当たり前のことに気付く。
考えてみれば、記事内で同じく世襲議員の竹下亘氏が語るように、「人脈を引き継げていいなあと言われるけど、全ての人脈なんて引き継げるわけがない」のだ。

世襲そのものが悪いわけではないのだよなぁ。
小さな企業は息子に跡を継がせることも多いし、だいたい平安時代あたりから武士の時代の権力者は「世襲」だよね(と、したり顔で長女が説明してくれた)。小渕さんのように、父の背中を見ながら、税金をいただく仕事の重さを感じながら、父と同じ職を選ぶケースもあって当たり前だよね。

「恵まれた環境」ではあるのだろうけど、結局はそれを生かすも殺すも本人次第、か。むしろ「職業選択の自由」はあるのかと、余計な心配をしてしまう。
ほぼ同時に、「夏の恋は虹色に輝く」を観て、偉大な父を持つのに鳴かず飛ばずの大雅(松潤)が気の毒に思えてしまった。
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by miki_renge | 2010-08-11 08:24 | 社会・経済一般
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