「迷走する両立支援」イベント参加

昨日は、「『迷走する両立支援』対談&著者と読者の交流会」にお邪魔してきた。
とあるホームページでこのイベントがあると知った瞬間、是非行きたい!と思った。この本、2006年に一度読んで(その際の記事はこちら)、読後感はすっきりしなかったものの、著者の萩原久美子さんの問題意識の深さにはものすごく心を揺さぶられたから(「すっきりしなかった」のは萩原さんのせいではなく、世の中がそうなのだ)。そしてもう一人のゲストが、厚生労働省職業家庭両立課の元課長補佐さんで、ご自身も育児休業を取得されたパパさんだから。

溜まりに溜まった仕事を脇に置き(すみません)、娘2人を夫に託し(すみません)、いざ!

で、あっという間の2時間半。
一人の働く母として、また人事労務管理を専門とする中小企業診断士の端くれとして、視野が何倍にも広がった気がする。

対談は、萩原さんがこの本を書かれた2006年と比較し、時代がどう動いたか?という問題提起から始まった。
その間、確かに育児・介護休業法や労働基準法の改正はあった。
が、本質的なところは変わっていない?
むしろ、リーマンショックでますます悪くなった?
「仕事をしながら子育てもしたい」というささやかな望みすら叶えられない、今の日本。
制度はある、でも…という、声にならないつぶやきの数々。
さらに、両立支援施策すら届かず、もがいている人も少なくない…

それでも、「いいと思ったことは、まずやってみよう」と力強く語る、厚生労働省の山口さん。「正解はなくてもいい、悩んだことも蓄積になる」と温かく励ましてくれる萩原さん。いろんな気付きがあり、かつ勇気付けられる時間だった。その時間の濃さは、このブログには書ききれない。このお二人と、企画して下さった皆さんに心から感謝したい。

ちなみにこの対談、Ustreamで実況中継されていたとのこと。司会をされたこちらの方(この方も細やかな気遣いをされる素敵な方でした)のブログによると、録画が近日公開予定とのこと。一人でも多くの方にご覧いただきたい。すぐに雰囲気だけでも…という方はこちらをどうぞ(こんなことができるなんて、ホントに世の中進んだのね^^ このイベント、2日早ければカジュアルサロンで話したのに。)

そしてもう一つ。たまたま隣の席に座っていた方が、実は長女と次女出産時に主治医だった女医さんのご主人だということも判明。なんてありがたいご縁なの。大好きな先生だったから、どうかよろしくお伝え下さいとお願いした。
出かけて良かった!
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by miki_renge | 2010-10-25 18:13 | 雇用・人事
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