緊張の糸が切れたら:「フリーター、家を買う。」より

フリーター、家を買う。」第4話。
今回は、介護(鬱病の家族の見守りも介護だろう)と仕事や自分の夢の両立という重い重い話だった(このドラマはいつだって重いんだけど。)

無理解な父親のせいで、1人で母親の面倒を見ざるを得なくをなった誠治(ニノ)。自殺願望のある母親をできるだけ1人にしないよう、アルバイトのときも昼休みは自宅に戻る。もちろん通院は付き添い、薬の管理も怠らない。
ただ、部屋でパソコンに向かっていたり、履歴書を書いている途中で声をかけられ、イライラが募る。やっと進んだ就職の二次試験も母親からのSOSコールでキャンセル。
心身共にヘトヘトになり、アルバイト先の仲間とのカラオケで「津軽海峡冬景色」を熱唱したあと、「もう無理だよ…お袋がいなくなったらホッとする…」と涙を流す。

疲れ果てて何もかも投げ出したい気持ち、良く分かる。
まして、(その是非はさておき)今ままでお気楽なフリーターだったのが、いきなりすべてを背負うことになったのだもの。25歳、まだまだ自由に生きたいお年頃だし。
介護ってこうなんだろうなぁ、と思う。そして介護されている側はきっと誠治のようにただただ申し訳ないと、自分を責め続けているのだとも。

誰にも頼れず、認めてもらえず、報われないつらさ。1人ではとても背負いきれない。でも、世の中、そうやって頑張って背負おうとしている人が、たくさんたくさんいるのだろう。そして緊張の糸がプツンと切れたとき、本当の悲劇はやってくる、のかも知れない。介護殺人とか、親が障害児を虐待するなんていうケースは、まさにそう。
この現状はどうしたら変えられるのか。
病気に対する偏見がなくなればいい?公的支援があればいい?
…どうなんだろう。でも、ドラマの中で唯一の救いは、アルバイト先の仲間が、ほんの少し?誠治に寄り添っているところ、かなぁ。 

「人生には、思いもよらない出来事が降りかかる。でも人生は、続いていく。」最後のニノの独白は、誰もに起こりうることなんだよ、という呟きにも聴こえた。

ちなみに、社労士事務所のメンバーの多くか、このドラマを観ているらしい。まぁ、人事・労務管理全般を扱う仕事ですからね、事務所の皆さん、しっかり観ましょうね^^
[PR]
by miki_renge | 2010-11-10 16:50 | ジャニーズ
<< TPP 情報の消費者 >>