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孤独とは:「任侠ヘルパーSP」より

発表以来楽しみにしていた「任侠ヘルパーSP」(1月9日夜9時~フジ系)の感想を。今回も(盛り込みすぎかと思うくらい)日本の置かれている状況があぶりだされていた。

たとえば、身寄りのない年寄りを食い物にする貧困ビジネス。
身内の遺骨すら引き取りたがらない、働き盛りの世代。
さびれた商店街、跡継ぎがいない店、それでも自分が生きているうちは商売を続けたいという老店主の思い。
定年までがむしゃらに働いたのに、退職したその日に妻に逃げられた夫。
会社員時代にもらった名刺の枚数にすがって日々を生きる男性。

そして、若年性アルツハイマーの女性を献身的に介護する、元極道。

今回のSPで改めて考えてしまったのは「孤独」について。
ケースワーカーのさなえ(ミムラ)の「高齢者を孤立させてはいけない」という思いも分からないではないが、だからと言って「絆が必要」と押し付けがましく説いて回るのはどうなんだろう。
彦一(ツヨ)が言うように、「孤独に理由はない、孤独は選ぶもの」ではないか。
「孤独」の基準は、人それぞれ違うのではないか。
世の中、「孤独死=嫌うべきもの、かわいそうなもの」という物差しのみで考えていいものだろうか。

だけど、自分がいざその立場になったら、マザーテレサの言葉として紹介されている「人生の99%が不幸だとしても、最期の1%が幸せならば、その人の人生は幸せなものに変わる」という言葉にすがってみたいとも思う。きっと、晶(夏川結衣)はそうだったと信じたい。

結末は何とも切ないものだった。
極道が本当に「足を洗う」のは、顔も知れている以上、難しいのだろう。
涼太(子供店長)も、母親を失い、1人になった。でも、彼は孤独ではないと願いたい。そして彦一も。お互いに、頼り頼られる関係が続いていきますように…
そして、介護施設「タイヨウ」も、このまま温かい施設でいてくれますよう。孤独を選びたくなかった人のために。
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by miki_renge | 2011-01-11 05:42 | ジャニーズ
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