働く世代の「無縁」

一昨日、昨日と続けて、NHKの「無縁社会」に関する番組を観た。
昨日の討論は話が拡散し過ぎて、結局何が言いたかったのか良く分からなかったが、それだけこの問題は根が深いという見方もできるだろう。

働く世代の感じる「無縁」として、昨日の番組では「誰からも支えられていないし、必要とされていない」と紹介されていた。
この世代が「無縁」に陥るのは、たいてい以下の3つのケースだと、個人的には考える。

1.この不況で就職できないor非正規雇用で収入が不安定→結婚したくてもできない→やむなく独身
2.自分の病気あるいは親の介護と仕事の両立ができずに失業→再チャレンジしようにもできない
3.仕事に忙殺され、縁を繋ぐパワーと時間が吸い取られてしまった

どれも、誰にでも起こりうるケースだ。討議の中では「自己責任論」を唱えていた人もいたが、事はそう簡単ではないだろう。確かに個人に問題のある場合もあるだろうが、だからと言って切り捨てていいとは思えない。1月に「任侠ヘルパーSP」でやっていたように、「縁の押しつけ」には違和感があるが、もがき苦しんでいる人のために選択肢はあって欲しい。セーフティネットの充実やワークライフバランスの推進など、政策レベルでまだまだできることはあるはず。あとはどれだけ本気になれるか、だけだね。

…なーんて他人事のように書いてしまったけれど、病気や介護の問題は自分にとっても恐怖だ。今できるのは、必要とされる人間になれるよう、精一杯努力することくらい、かなぁ。そして子供達には迷惑をかけないよう、いざというときのために貯金をしておくこと。あぁ、そうしてお金は消費に回らず、景気は沈滞し、雇用は生まれない…
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by miki_renge | 2011-02-13 08:48 | 社会・経済一般
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