大津波対策

週末、実家に預けていた娘達を迎えに、静岡に行った。
2人とも、余震の心配もせずに、のびのびと過ごしていたようだ。
日頃から、「実家がもう少し近ければ安心なのに」と思っていたが、今回初めて「実家が遠くてよかった」と感じることができた。お父さん、お母さん、ありがとう。

さて、私の実家は海から2キロ弱、海抜3メートル、おまけに原発から30キロ圏内にある。今回の震災は他人事ではない。この地は四半世紀前から東海地震に対する備えができており、防災意識も非常に高いのだが、それでもこれだけ「想定外」が重なるのは恐怖だ。
しかもこの地には「高台」は存在しない。堤防や松林もあるが、アテになるかは疑問。唯一の高い建物は小学校・中学校(4階建て)であり、逃げ込むとしたらここしかないが…

かといって、今さら引っ越しというのも現実的でない。
日本は地震大国、「ここなら安心」という場所はないだろう。それなら、防災意識が高く、かつ地縁があるこの地の方が、いざというとき助け合えそうだ。特に父は、つい最近まで自治会の防災責任者をしており、防災訓練の陣頭指揮をはじめ、避難所運営のマニュアルや、地域在住の専門家(医師、看護師等)のリストなどを作成していたため、防災に関する知見は少しはあるはずだし、本人も有事の際はそれを地域に還元すべきと話している。
そもそも両親はこの地が大好きだし、引っ越すほどのお金もない。

大津波対策、いったいどんな選択肢があるだろうか。
「海抜の低い場所には、人の居住を禁止する」という意見もあるようだけど、日本はそもそも平地を除いたらほとんど住める場所がないような気が…山間部に行ったら、今度は土砂崩れが怖そうだし。
それに、住まなくても、海沿いで仕事をする人だっている。

それなら、津波タワーか、より高く頑丈な堤防を作る?
お金がいくらかかってもいいなら、それもありだけど…
今後、この分野の研究は進むだろうか。今のところは、それに期待するしかないだろうか…

テレビで、被災者の方が「ふるさと」を歌うシーンを見て、胸が詰まる思いがした。
[PR]
by miki_renge | 2011-04-03 18:49 | 社会・経済一般
<< 人事・教育担当者の皆様へ 「頑張ろう東北!救児募金」 >>