「退きどき」のアドバイスは困難だけど

先日は、行政窓口勤務関係者の歓送迎会に出席させていただいた。いわゆる「飲み会」に出る機会は、私にとってはとても貴重。楽しい時間を過ごすことができた。でも、毎週「VS嵐」を見ているという先輩相談員(推定年齢60歳超、男性)が、嵐のリーダーを翔さんと勘違いしていたのは、ちょっと悲しかった…いえ、決してこの相談員さんが悪いわけではありません、大野さん、しゃべりましょうよ!

さて、この職場、人間関係には非常に恵まれているものの、まだまだ失敗も多い私。手続き書類の確認が漏れていたり、時間が足りなくてお客様の話をじっくり聴けなかったり(あるいは次のお客様を待たせてしまったり)、いっそうの精進が必要と思い知らされる。

さらに、ここで限界を感じてしまうのは、毎年営業損失が出て大幅な債務超過状態が続く「手の打ちようがない事業所様」(←言葉は悪いが)への対応である。
融資斡旋窓口なのだから、資金繰りに行き詰ったらアウトというお客様も多くいらっしゃる。そこで精一杯の助言をさせていただいている(つもり)のだが、それでも後から「代位弁済になりました」と職員さんから聞かされると、何ともいえないやるせなさに襲われる。

少し前に読んだ「倒産するとどうなるか」という本には、「ずっと資金繰りと仕事を取るために駆けずり回ってきた」ケースが紹介されるとともに、「多少余力のある段階で倒産に至るパターン」が望ましいと書かれていた(←これはまぁ、利害関係者への配慮やその後の再起可能性を考えれば当然だろうが)。事業を見極めるタイミングの判断は悩ましい。大抵の場合、事業主様は何とか事業を立て直そうと必死なのに、「今が退きどきですよ」と言えるものか。窓口でなくても、コンサルの場面でこのようなケースに巡り合ったとき、私に何ができるのか…大きりな課題である。
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by miki_renge | 2011-06-09 10:26 | 仕事場にて

高校生と小学生の娘を育てながら働く主婦。中小企業診断士・社会保険労務士。静岡出身、東京在住。SMAPとKAT-TUNを応援中。


by miki_renge

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