「女性はなぜ出世しないのか」

「週刊東洋経済」10月15日号の特集「悪いのは男?女?女性はなぜ出世しないのか」。
このテーマ、均等法施行から事あるごとに取り上げられているはずなのだが、いつもの如く熟読してしまった。

言うまでもなく、女性が出世しない理由は、男性にも女性にも問題がある(はずである)。均等法施行後は、それまで一般的だった「補助的労働で4~5年勤務して結婚退職」という女性は少なくなったものの、まだまだ日本の企業は、女性の扱いに慣れているとは言いがたい。近年はさらに、子育てしながら働く女性もいれば、結婚・出産もしないけれどキャリア志向でもない女性もいるし、もちろんようやく男性に伍して働く場に辿りついたスーパースペシャルな女性もいる。
経営層の方や人事担当者と話をすると、そのマネジメントにどれだけ苦労しているか、ビシバシ伝わってくるのだ。そりゃそうだよな、これまでは「会社のために、そして守るべき家族のために」というモチベーションで、長時間労働も厭わず働いていた男性ばかりだったのに、労働意欲もさまざま、時間制約を持ちながら働く社員が増えてきたら、管理しにくいことこの上ない。

でも、きっと今は過渡期。試行錯誤の時期。
ポイントは、記事中に何度も出てきた「労働時間ではなく成果で評価を」という主張がいかに納得性ある形で職場に受け入れられるかだと思う。どんな属性であっても、どんな勤務形態であっても、成果を上げられれば、周囲は恐らく何も言わないだろうから。

そのためには、女性もそのつもりで働かないと。勝間和代さんが記事で「育休、産休を十分に取って出世もしたいという、いいとこどりは難しいと自覚するべき」と述べているが、厳しいと思いつつも反論できない。投資しがいのある存在を目指してひたすら努力する気概が大事なのだろう。まぁ、それは男性も同じか。
…なーんて、組織を離れたフリーランスだからこんなことを言えるんだろうな、私。前職で総合職を続けていたら、この特集にどんな感想を抱いただろうか。バブル世代の女性総合職で今も同じ職場で働き続けている人のことは、心から尊敬するよ。子持ちであればなおさら。
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by miki_renge | 2011-10-14 10:01 | 女性と仕事
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