脳のMRI検査、卒業

秋、就学・進学を考えるシーズン。
これから1ヶ月くらいは、育児ネタ中心のブログになるかも知れないが、ご容赦を。

先週、長女は総合病院の耳鼻科と小児科を巡ってきた。
耳鼻科は聴力と耳管の検査。
そして小児科は、脳のMRI。

脳については、もともと生後すぐに起こした脳内出血により、
異常(PVL)があることは分かっている。今回はその経過観察のためのMRIなのだが、検査にも、結果を聞くまでの待ち時間にも、慣れることはない。脳というのは見えないだけに、怖いのだ。

今回も、MRIを撮ってから結果を聞くまでの3日間が、とてつもなく長く感じられた。
病院に行く直前に、自分で勝手に「心を強くする歌」と決めている「Lotus」と「僕が僕のすべて」を交互に聴き、気を強く持つ。
そして待合室では、コミック「ほんまに関ジャニ∞」を読み、気を紛らわす。

予約は15-16時の枠だったが、診察室に呼ばれたのは18時を回っていた。どうやら最後の患者だったらしく、待合室はいつのまにか真っ暗になっていた。長かった…

ドキドキしながら聞いた結果は、「前回撮影時と変わらず」、つまり悪くなっていないとのことで一安心(PVLには変わりないのだが)。これで、MRI検査は卒業することになった。

ドクターには、「肺も、心臓も、もう大丈夫。小児科医として現時点でできることはなくなった。あとはあなた(長女)が精一杯生きること。もちろん何かあったらいつでもいらっしゃい」と言っていただいた。
その言葉を長女の後ろで聞き、涙が出そうになった。
NICU卒業後から、ずっとお世話になってきた先生。厳しいことも言われたけれど、常に温かく見守ってくれた先生。もう、よほどのことがない限り、お会いする機会もないのだなぁと思うと寂しくなる。もちろん「よほどのこと」があっては困るのだが。

最後に、先生の「ちょっと走ってみてよ」のリクエストに応え、真っ暗な小児科フロアを2回走った長女。その姿を見て、先生も喜んでくださった。外来時間もとうに過ぎていて、先生もお疲れだろうに…走り方に問題は多々あるのだが、初めて先生に出会った頃は、こんなふうに走ったり、話をしたりできる日が来るなんて想像もできなかったから。
この暗闇のなかの温かさ、一生忘れないと思う。

ありがとう、Y先生。業種は違えど、私も、こんな温かい対応ができる「先生」になりたい。そして、支えてくれたY先生に恥ずかしくないように長女を育てていかなければと改めて思った。
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by miki_renge | 2011-10-30 07:54 | 家族・育児
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