「ブラックボード」

ブラックボード~時代と戦った教師たち」(第一夜、第二夜)を見た。

第一夜は、戦時中~戦後すぐの時代に教壇に立った白濱正平先生(主演:翔さん)のお話。
正平先生は受け持ちの生徒を卒業させる直前で赤紙をもらう。出征前の最後の授業で、「日本は何としてもこの戦いに勝たなければ」と、生徒たちを鼓舞する。
そして戦争が終わり、正平先生は右腕を失ったものの、復員。かつての生徒たちの身を案じて同窓会を企画するも、多くは亡くなったか行方不明。集まった数人も、幸福とは言えなかった。
「軍国主義一辺倒だった自分の教育が、生徒の未来を奪ってしまった」と、正平先生は苦悩する。

…確かに、敗戦で世の中が180度変わってしまったものね。
決して先生一人が悪いんじゃないんだけど、教師の言葉はそれだけ重いんだよね。
正平先生に詰め寄りたくなる生徒の気持ちも分かる。先生は親と同じく、社会との接点。その言葉を純粋に信じていろんなものを失ったのだから。

苦悩する正平は自殺まで試みたが、それを救ったのは母の愛だった。
「助かった命をまた無駄にするの?」という母の言葉に、我に返る正平先生。そう、生徒に伝えなければならないことは、まだたくさん残っている。先生とは、「先に生きた人」なのだから。

正平先生は、残念ながら35歳で急死する。
それでも、正平先生の教えは、確実に次世代に受け継がれていく。
第二夜の後藤先生もその一人。
校内暴力、あったなぁ…そして今夜は学級崩壊。戦後すぐの教育現場も大混乱だっただろうけれど、問題は現代の方がもっと複雑化しているように思う。今の方が物質的には豊かになって、生きるために苦しまなくてもいいのに(たぶん)、なぜだろうね。
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by miki_renge | 2012-04-07 07:28 | ジャニーズ
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