「自分がいなくても回る組織」を

…ということで、相変わらず外出の仕事と通院が多く、PCの前に座る時間が少ない。仕事以外のメール等の返信まで回らず、申し訳ない。

さて、このところ、融資あっせん窓口や、ご縁があってお邪魔する企業様で拝見する決算書で、直近1年くらいの売上が大きく落ち込んでいるものをしばしば目にする。
「いやぁ、売上がちょっと(←本音では「だいぶ」と言いたいが)下がってますね~、何か特別な事情でもおありでしたか?」と尋ねると、事業主様から返ってくるのは「人を育てていました」とのお言葉。

少しずつ掘り下げていくと、
「震災を機に、経営を続けていくには、自分ひとりが頑張っても限界があることに気付いた」
とのこと。
特に従業員がいる場合、彼らを路頭に迷わせるわけにはいかない。もちろん取引先に迷惑を掛けてもいけない…と、「自分がいなくても(いや、自分以外の誰かがいなくても)事業が回るように、知識と知恵の共有化を図る」よう、意識している事業主様の多いこと。

そうだよねぇ。
あの大震災は、そんな教訓を残してくれたのだなぁと、改めて考える。

その分、事業主様が営業に出るペースも落ち、一時的に売上に影響が出るかも知れない。でも、企業の社会的責任を考えたら、リスク分散は大事だ。
もちろん人材育成は、育てられる側のモチベーション向上につながるし、教える側も自分自身を見直せる。そう考えられる企業はこれから伸びていける、と確信する日々である。

まぁ、そうはいっても、売上に影響が出すぎて、「家賃、払えますか?借入金、返せますか?」になってしまうと悩ましいところだけど。そこは事業計画をしっかり立てないとね。
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by miki_renge | 2012-05-19 22:22 | 雇用・人事
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