社会起業家

「あなたも社会起業家に!―走る・生きる 十五のストーリー」という本を読んだ。
社会起業とは、簡単に言えば、社会貢献を事業化した取組みのこと。本書ではその女性起業家15名が紹介されている。
医療、福祉、子育てや再就職、そして海外…彼女たちの活躍のフィールドは果てしなく広く、問題意識は深い。

このなかで特に心に残ったのは、冨山にあるNPO法人デイサービス「このゆびとーまれ」の事例。
代表の惣万佳代子さんは、いわゆる「施設であっても、「高齢者、障がい者、乳幼児など、必要とするすべての人が家族のように過ごせる」のが自然と考え、1993年に事業を開始した。以来、縦割り行政にくじけそうになりながら「ふつうの日常生活」を大切に考えてきた。
この「冨山方式」はその後、全国に広がりをみせている。

このように、「ニーズはどこにあるか」を知るのが、起業の第一歩。
特に社会起業は、ごく身近な問題意識が鍵となる。
本書では、その目のつけ方、広げ方についても解説されている。

もう一つ、社会起業に関して。
診断士の大先輩が、「墓掃除代行全国ネットワーク事業」を開始した。
障がいを持つ方が、高齢・遠方などの事情でお墓参りやお掃除ができない人に代わり、それを行うというもの。これからの社会、こういうサービスを求めている人も多いと思う。障がいがある方も、それで収入が得られるならありがたい話。ご先祖様もきっと微笑んでくれると思う。

こんな起業が広がれば、日本はもっと生活しやすくなるよね。
長女の障害のことで、悔しい思いもたくさんしているけれど、こうやって信念を持って活動している方がいることに救われる。
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by miki_renge | 2012-05-23 21:57 | 社会・経済一般
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