あるお店の閉店決意

「実は、来月で店を閉めるんだよ」
先日お邪魔した商店街の某最寄品小売店さんで、店主さんの言葉に衝撃を受けた。

その店主さんとは、平成14年、私にとって初めて診断士らしい仕事(商店街支援)をしたときからのご縁。
今は、仕事ではなく、一顧客としてときどきお邪魔していた。

直接の理由は「後継者不在」。
60年近く続く地域の顔とも言える店なのだが、さすがに老朽化も進み、今から建て直すだけの投資はできない(恐らく金融機関も融資しない)と判断したのだと言う。
長年のお得意さんのことを考えると、もちろん閉店に迷いがなかったわけではない。が、1年ほど後継者探しに奔走したものの話がまとまらず、今後のご自身の健康状態、老後資金や事業の可能性を考え、悩みに悩んで出した結論だそうだ。
そして、まもなく古希に届く年齢の店主&奥様は、元気なうちに第二の人生をスタートさせるとのこと。

この店主さんの熱意や店のブランドを考えると、ここで店を閉めるのはもったいないことこの上ない。
が、これまで長期休みもほとんどなく、店を守り抜いてきた店主&奥様。
ここは笑顔で見送るべきなんだよね…
高齢化が進む商店街、元気な店主さんがいきなり体調を崩して結局閉店、なんていうケースもちらほらある昨今、「今までありがとう、お元気で!」と感謝の気持ちを伝えられる方が、お客にとってもいいんだよね。サラリーマンならもう「定年」を超えるお歳だものね。

それでも、残念。
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by miki_renge | 2012-07-15 15:24 | 仕事場にて
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