単著出版までの長い道のり(6)

ダラダラと書いている「単著出版までの長い道のり」シリーズ。
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このテーマで本を書きたいと思っていたものの、不安がなかったわけではない。まず思ったのは、
「ワークライフバランスについては、すでにさまざまな研究がなされており、"今さら感"があるのではないか」
「政策に大きく左右される分野であり、書いたこともすぐに陳腐化してしまうのではないか」
の2点だった。

検討の末、類書との違いを出すために、「短時間勤務」を前面に押し出すことにした。
ちょうど育児・介護休業法の改正のタイミングであり、「育児短時間勤務制度の設計をどうしたらよいか」という相談は数多く受けていたので、ニーズはあると判断した。
そして、恐らく陳腐化するほど、現状はまだ変わらないだろうという読みもあった。悲しいけど。

ただ、ここでもう一つの懸念は、「実は私自身は、正社員としての短時間勤務は経験していない」という現実。
時短勤務の同僚のフォローには回ったことがある。
パートタイマーとしての勤務もある。
だけど、「正社員のコマギレ勤務」の経験そのものがない。
そんな私が、このテーマを選んでいいのだろうかと。

…結果、「まぁ、ええんちゃう?」という、お気楽な結論に(爆)
経験していないから書いちゃダメってことはないよね、と。
肝心なのは、問題意識をどう発信していくかだよね、と。

実際、自分の確たる経験の下に書いたら、事象を抽象化できず、もっとヒステリックになってしまったかも、と思う。これは、この本の出版後、「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」という本を読んで、さらに感じたことだった(ちなみにこの本を勧めてくれたのは、拙著を読んでくださった社労士の大先輩であった。 感謝。)

で、(7)に続く…
※関ジャニ∞にちなんで、当初からこのシリーズは「8回」と決めております。8周年の年の出版だったし(笑)

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by miki_renge | 2013-06-06 10:08 | 仕事場にて
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