「都難言協」の会合に参加して

先日、機会があり、「都難言協」の会合に参加させていただいた。

都難言協…東京都公立学校難聴・言語障害教育研究協議会の略称で、都内の難聴・言語学級の先生方で構成されている研究団体のことである。

詳細は書けないけれど、先生方が子どもたちに丁寧に向き合っている姿が伝わってきた。
が、一方で、難聴児や難聴学級を取り巻く環境について疑問や怒りもわいてくる。

まず、都内の難聴学級の設置数の少なさ。中学でわずか11だ。
都内公立中学校の数は、600超。足りてますか?って話だよね。

中学では、取り出し授業の必要性や情報保障の面で、校内通級の希望割合が多いとのこと。
それは分かるけど、校内通級したければ、引っ越ししなければならない。
引っ越さずに校外通級しようとしても、移動に時間がかかることも多々(←長女)
制度上、市区町村をまたいだ通級が認められないこともあり、必要なケアを受けられない難聴児も相当数いると思われる。

近所に難聴学級設置中学があっても、気を抜いてはいけない。
その中学がたまたま人気校だったりすると、学校選択制のある地域では、抽選で漏れてしまうこともある。そのようなケースでも、優先的に入学させてくれるとは限らないようだ。

もう一つ。都立高校の入試について。
都立高校の推薦入試で、集団討論が取り入れられたらしい。我が子は推薦で高校に入れるほど優秀ではないので知らなかったが、「難聴児にとって集団討論は厳しい」と、情報保障を求める意見が多々あったと言う。
それはそうだよね…

他にも、学校での聴力検査の重要性や、補聴器の公費負担のことなど、まさに我が子にとってタイムリーな話ばかりだった。

話を聞きながら、長女は本当に恵まれているなぁと思ったが、でも「どこに住んでいても適切な教育と配慮が受けられること」が大事なのではないだろうか。
[PR]
by miki_renge | 2013-06-21 10:58 | 家族・育児
<< 「涙の答え」PV&メイキング 単著出版までの長い道のり(6) >>