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「なるようになるさ。」に共感

子どもたちが夏休みにつき、自分の時間がかなり制限されているのだけど、そのなかで何とか見た、TBSの金曜ドラマ「なるようになるさ。」
3人の息子が結婚・独立して、専業主婦だった綾(浅野温子さん)が、長年の夢だった自宅レストランを始めることになる。商社の役員である夫・大悟は戸惑い、息子たちは猛反対するが、綾は聞かない。さらに、ワケありの若者3人が、住み込み従業員として転がり込んでくる。

このドラマ、さすが橋田壽賀子さん脚本だけあって、いろんな人間ドラマがちりばめられている。特に主人公である綾には、世間知らず具合とチャーミングさが同居していて、面白い。
「子どもたちが巣立って、やっと自分の好きなことができる」という解放感。
男たちは「母さん、ゆっくりしてよ」と言うけれど、今まで自分の生活を犠牲にして家族に尽くして来たんだから、のんびりしてなんかいられない!というバイタリティ。
しかし、いざ専業主婦が起業するときにしばしば見受けられる甘さ。
それでも、リーダーが前向きでないと皆が元気でいられなくなる、と自分を鼓舞できる強さ。

ワケあり3人組の1人、昇(うちのヤスダです^^)のお母さんも強烈だった。
昇は小学校から有名私立に行き、東大経済学部を出て、大手銀行に入って…で、現在引きこもり。
このお母さんが昇のことを、「東大合格させて、経済学部に入れたのに…」と切々と語っていたけれど、「~させて」って言うところから嫌な表現だなぁと思った(つまり脚本の力だよね)
昇は母親のモノじゃないのに、昇の意思はどうなるの?
絵描きになりたいっていう夢があったんだよ。
そりゃ、絵だけで食べていくのは現実的に難しいかも知れないけれど、その思いに、ほんの少しでも寄り添うことはできなかったのかな。
こんなふうに人生のレールを敷かれて押し付けられたら、自分のやりたいことなんてどこかにいっちゃうよね。

でも、母親にも言い分はあって。
「私たち世代の女は貧乏クジをひかされて、子ども育てるのも女のつとめだと信じて精一杯のことやってきたの。それを子どもがおかしなことになると、皆、母親の責任みたいに言われて」
って、その部分は共感する。
やっぱり日本社会は歪んでいるわ…拙著にも書いたけど、こんな役割分業はダメ。

2話ラスト、自分の絵をほめてもらったことで、昇に笑顔が戻った。
ピエロ姿があまりにかわいすぎたヤス^^
居場所を見つけるきっかけになったかな。

このドラマ、あちらこちらに「地雷」が埋め込まれていそう。
これからどうなるのか、楽しみなような怖いような…でもきっと、希望が持てる展開だと信じています。
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by miki_renge | 2013-07-24 15:07 | ジャニーズ
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