お客様に寄り添って

前記事に続いて、今年の目標…というか、私自身の支援の仕方の課題。
それは、「お客様ができない理由に、とことん寄り添う」ということ。

私がお付き合いしているのは、多くは中小企業…特に家族経営だったり、従業員を数人雇用している程度の、小さな企業様が多い。
そういうお客様のご相談は、「時間がなくて●●できない」というもの。

時間がなくて売上や仕入の管理ができない、オペレーションがいい加減。
給与計算すら適当になってしまう、保険料や残業代の計算なんて間違いだらけじゃないかな…
社内での仕事の情報共有?自分でやった方が早いんだよね。新人を採用しても教えられない。定着率は悪いけど、自分から学ぼうという意欲がない人は辞めても惜しくない。
自分がもし倒れたら?それはうちの会社がつぶれるとき、仕方ないよ。
プロモーション?ネット活用?できればいいって分かってる、でもそこまで手が回らない。

お話をお聞きすると、それこそ三貴子の泉(@変身インタビュアーの憂鬱)のように、「できない理由」はあふれてくる。
…うんうん、分かるよ。

ここで正論を振りかざして、
「お金の流れについて把握していなければ、社長失格!」とか、
「時間外手当の計算ミスは、少なく払われていたら法律違反です!」
とか、やたら責め立てるようにストレートに診断報告書に書いたら、二度と仕事は来ないだろう。
診断士としては、「とにかくやれ!」って斬った方が手間はかからないかも知れないけどね。

診断士に相談に来るような企業様だから、問題意識はあるのだ。本当は自分の悪いところは全部わかっているはず。
でも、いろんなことがとっ散らかりすぎて、どこから手を付けたらいいのか、その道筋のつけ方に悩んでいるんだよね。
あるいは、ちょっと疲れたところで、心を撫でてもらいたいんだよね。

私も心のなかでは、「もうちょっとしっかりやろうよ~」と叱咤したくなるときもある。
社員のヒアリングを並行して、いろんな不満を聴いてしまった後は、「ヤバいな」と思うことも多々。もちろん明らかな法律違反も放置できない。

そんなときでも深呼吸して、着実に、解決に向けて伴走してあげられる、そんな診断士を目指したい。

というわけで、今年の手帳の表紙には、昨年末からお気に入りのこのフレーズを書きました。
「正論だけじゃ疲れちゃうね、ほどほどだって大丈夫」(関ジャニ∞「ココロ空モヨウ」)
…結局そこか^^;(昨年も似たような記事を書いてあったっけ)
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by miki_renge | 2014-01-06 10:23 | 仕事場にて
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