THE就業規則

このところ、就業規則に関するお仕事も増えてきている。
守秘義務があるのであまり書けないが、私が関わっているのはだいたい次のパターン。

1.社員は10人に満たないけれど、労務トラブルがあるため、何とか対応したい
2.社員が10人を超えたから、急いで就業規則を作ったけれど、これで大丈夫か確認したい

どちらも、一般的に見ても多いパターンだと思う。

まず1。
労働基準法上は、常時働いている人が10人に満たない事業場には、就業規則は不要。けれど、こういう小さなところこそ、就業規則が必要だと個人的には思っている。
なぜなら、1人がルール違反をしたら、それが広まるのは速いから。いわゆる「腐ったみかん」の法則である。

2は、その意欲については高く評価されるべきものだと思う。社長自ら本を読み、ネットなどでも情報収集し、勉強しているケースが多い。が、その会社の実態に即していない条文も目立つ。
従業員のために最大限配慮して作られたルールが、会社の財務内容を著しく悪化させるのでは…と心配になってしまうことも。その思いを尊重しつつも、片方で決算書の人件費比率などを勘案すると、うーん、ちょっとねぇ…と思ってしまう。
この着地点を提案するのが、社労士であり診断士である自分の仕事なのだろうけど。

さて、その関連で読んだ、就業規則の関連本のご紹介。
1.「すごい就業規則! ──ダメな職場がよみがえる「社長の本音」ルールのつくり方
 本来人事権は社長にある、ブラック社員に振り回される必要はない!と確認できる本。
2.「サッと作れる零細企業の就業規則
 条文数22条で作れる就業規則。これくらいシンプルでいいんだよね。
3.「「ブラックホール社員」がベンチャーを飲み込む
 読みやすい。ストーリーで分かるのが良い。
[PR]
by miki_renge | 2014-03-05 18:44 | 雇用・人事
<< 「難聴児親の会」の会合にて 懐かしい出会い >>