外国人の日本観

「アメリカでは常識のニッポン人取扱説明書」という本を読んだ。
推薦文にも書いてあるが、はっきり言って読んでいて愉快な本ではない。
しかし、日本人の自分から見ても的を射ていると思える部分はあった。

たとえば、
・日本は平等な国ではない、官僚国家である。
・日本では犯罪被害者の立場が尊重されない。加害者の人権だけが守られる。
・日本の銀行では自分の預金をおろすのにも手数料がかかる。
・日本の大学は閉鎖的であり、ゆとり教育によって学生の質も落ちている。
・日本のサービスは高すぎる。各種証明書、高速道路料金等々・・・

逆に、日本人は人を信用しすぎる、軍事力を持たないのは腰抜けであり、平和主義は幻想だ、という記述には、違和感を覚えた。これは私も平和ボケしている証拠であろうか。
でも、だからと言って「銃の個人所有を訴える運動が起こらないのは理解しがたい」と言われても、私も首をひねってしまうし、「日本がアジア諸国と軍事協力支援体制を作ればよい」と提案されても、今ひとつ乗り切れない。もちろん、このまま無防備でいるというのは漠然とした不安があるのは事実だが。

「こうすればよいのか」ではなく、「議論のたたき台の一つの視点を得る」くらいのレベルで読むと、案外面白いかも知れない。
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by miki_renge | 2005-04-06 10:36 | 社会・経済一般
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