フリーター

「1990年代半ば以降、就職難と若者の意識の変化を背景にフリーターが急増している。今や若者の5人に1人がフリーターとも言われ、平均的には所得の低いフリーターの増加が社会全体に及ぼす影響は無視できないものになってきている。」
UFJ総合研究所

この調査は、生涯賃金や年金など、フリーター個人の経済的な損失と、税収減や消費、貯蓄減など、社会的な経済損失について分析されている。

フリーターについては、新聞の投書欄で「若者もその親も甘い」というお叱りの意見を見ることもある。そういう面もなくはないだろうし、学校教育における「働くことに対する教育」はより充実させていくべきだとは思うが・・・

実際、企業は正社員の割合を減らし、非正規社員(パート、アルバイト、フリーター)に置き換えて人件費を抑制している。国家経済的に憂えてもフリーターは安価な労働力として求められているのである。今後しばらく、フリーターが減るとは思えない。

この矛盾をどう捉えるか。
個人的には、非正規社員の労働条件をもっと向上させていくべきだと思う。
非正規社員といっても、仕事時間や仕事内容で正社員とほとんど変わらない人も少なくないはずだ。
「安価な労働力が欲しい」という企業側の気持ちも分かるが、正当な労働に対して正当な対価を払うことはむしろ当然のことだろう。

すぐには状況が改善するとは思わないが、それこそ将来的な話である。取り組みを期待している。
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by miki_renge | 2004-03-07 12:05 | 雇用・人事
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