拉致被害者家族が帰ってきた

今夕、駅で新聞の号外をもらい、拉致被害者の家族5人の帰国を知った。

何で8人じゃないのだろう、とか、他の拉致被害者の情報は、とか、何で今から人道支援が・・・とかいろいろな思いが駆け巡ってすっきりしなかったが、蓮池・地村夫妻のお子さんが、宿泊先のホテルに到着し笑顔でバスから降りたとき、不思議なことに、ふーっと気持ちが落ち着いた。
両夫妻やそのご家族は、これまで一緒に活動してきた他の拉致被害者の問題が先送りとなり、さぞ複雑な心境だと察するが、でも、どうか素直に喜んで欲しいと思う。私が言うことじゃないけど。
これからが大変だとは思うけど、たぶん、日本は温かく家族を受け入れるだろう。
いいんですよ、きっと。もっと喜んでも。
そして、今までの分も、幸せになって下さい。

曽我さんのことはお気の毒だと思うが、ご主人の立場、そして娘さんの「北朝鮮で勉強したい」という意思を考えれば、やはり難しかったのかなという気もする。これは、首相がどうの、北朝鮮がどうの、というよりは、むしろ家族の問題で、第三者が安易に踏み込むことができない領域に達してしまったようにも思う。もちろん、その引き金となったのは、拉致という国家的犯罪だったわけだが。
ただ、来週にも曽我さんが北京に行くという情報もあり、一日も早い解決を祈るのみだ。

他の「死亡・不明」とされた拉致被害者のご家族の方の落胆も、報道から伝わってきたが、これはもう成り行きを見守るしかない。怒りはもっともと思うが・・・

さて、これから厳しい批判にさらされるであろう小泉首相だが、私は一定の成果があげられたと思う(蓮池・地村夫妻のお子さんの笑顔に影響され、甘々になっているかも)。
今ある外交カードを切ってしまった、という心配はあろうが、でもこれで家族の一部が帰ってきたんだからいいんじゃないか、という気持ちの方が今は強い。

そもそも、小泉首相の前の歴代の総理は、拉致問題にすら取り組んでこなかったし、北朝鮮問題がこれだけ大きく扱われるようになったのも、この2年ほど。
いろいろな歴史的経緯があるけれど、やはり隣国と敵対関係にあるのは不健全。
時間はかかるかも知れないけど(そして、家族の心情を思うとできるだけかけて欲しくないけど)、せっかく重い扉をこじ開けたのだから、ぜひ全面解決に向けて努力を続けて欲しい。

それにしても、北朝鮮日帰り出張かぁ・・・
総理の日程と比べちゃいけないけど、日帰り出張ってきついんですよね~。
ヘンなところで、「お疲れ様」と思ってしまいました。
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by miki_renge | 2004-05-22 23:37 | 社会・経済一般
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