W資格を目指すこと

私は一応、中小企業診断士と社会保険労務士の資格を持っている。もっとも、現状では資格を十分活用しているとは言い難い。
私がこの資格を取ったのは、大学時代に経営管理、特に労務管理を専攻していて、就職してからも似たような仕事をやっていたから、知識のメンテナンスを行う意味のいい機会にしたかったという、おおよそ向上心あふれるものではなかった(職場のお祝い金に目がくらんだ、という話もある)。
今は、宝の持ち腐れにならないよう、必死で研鑽・・・といったところだ(その割にはたいしたことはしていないが)。

さて、最近、主に社労士関係の方と交流を持つ機会が増えてきたが、よく話題に上るのが、「W資格を目指すべきか」ということ。
例えば、社労士資格保持者で一番よく聞くのは行政書士とのW資格。手続き業務をワンストップで、というニーズに応えるものだろう。
また、次に税理士資格にチャレンジ、という話も、主に若い方から聞く。
たま~に、診断士も取ってみようかな・・・ということで相談を受けたりするが、たぶんあまり参考になるような答えはできていないだろう。

W資格を目指すこと、そのこと自体は大変素晴らしいことだと思う。人間、常に目標を持つことは大切だ。
しかし一方で、この資格を取って何かしよう(開業とまでいかなくても、仕事に役立てようとか)という強い意思がなければ、取得まではともかく、取得後にペーパー資格化する可能性も無きにしも非ず。
二つ以上の資格を維持し、自分の売りにしていくのは、絶えずアンテナをはり続け、情報収集・蓄積していく労力が倍以上かかるということ。その覚悟がないとできない、ということだ。

さらに言えば、資格の維持費もかかる。
協会加盟費、資格の更新にかかる費用など・・・
(これは私の場合、かなり切実だ^^;)

だから、W資格を目指すという場合は、よ~く考えた方がよい、というのが私の勝手な結論である。
時間もかかるし、労力もかかるし、人によってはお金も相当かかる。

実は私自身、診断士と社労士の両方を持っている先生方何人かに相談したことがある。
大抵は、「資格を取ったことには自分ではよかったと思うが、一方はペーパー資格に近い」というお返事。
実際、そうなんだよね・・・両方を究めるのは難しいんだよね。もちろん、資格によるけど。

自戒を込めて。
[PR]
by miki_renge | 2004-06-18 11:33 | 資格・勉強
<< 最近の電卓 「商店街の活性化」の意味 >>