パワー・ハラスメント

パワー・ハラスメント、略して「パワハラ」。簡単に言えば、地位を利用した、主に上司による嫌がらせ。今、各所で問題になっているらしい。・・・というよりこれまで表面化していなかっただけなのだろうが。

具体的には、成果主義を盾に無理な目標を押し付けるとか、仕事の失敗をいつまでもネチネチと攻撃する、または人格を否定することまで言う、怒鳴ったり暴力を振るう、一方で仕事のできる社員をわざと陥れようと情報を流さないようにする、など、さまざま、らしい。そして、パワハラを受けた社員は職場でやる気をなくし、あるいは精神的に疲弊し、病んでいく・・・という不幸な道を辿ることもままある。
しかし、男女雇用機会均等法で対策が義務付けられている「セクハラ」と違い、パワハラに対する対策はほとんど取られていないのが現実のようである。

・・・ということを、昨日読んだ本の中で知った(すみません、受け売りで)。

ただ、パワハラというのは、セクハラと違って認定が難しいというのも事実だろう。
セクハラは性的嫌がらせということで分かりやすいが(私も以前、社員旅行で浴衣になることを強要されたり、大嫌いな上司とチークダンスを踊らされたりしたことがある。これは完全なセクハラだ!)パワハラは、行っている本人(上司)は、「ただの注意/激励のつもりだった」ということもありうる。
どちらかと言うと私は、「部下とどう接していいのか分からない」と戸惑う管理職が増えてしまうことを心配している。仕事に対する考えが甘い社員にはそれを指摘して当然だと思うし。

もちろん悩んでいる社員が現実にいるのなら、放置してよいわけではない。
その職場で、「何がパワハラになるのか」「どんなことに気をつければいいのか」を話し合っておくべきだろう。

ただでさえ、成果主義・能力主義の導入で、職場の雰囲気が悪化しているという指摘がある昨今。
これから、このパワハラが、セクハラのように社会的認知度が高まり、法律規定されるようになるのか、それとも、一時的な流行語で終わってしまうのか・・・まずは見守って行きたい。
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by miki_renge | 2004-06-21 11:38 | 雇用・人事
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