みのもんたとコーチング

今日、明日と中小企業診断士の1次試験ですね。
受験生の皆様、頑張って下さい。
ということで、何の役にも立たない(←断言)コーチングのお話を。

司会者として活躍中のみのもんたさん、彼は自分でどこまで心得ているのか分からないけれど、それなりのコーチングスキルがあると思う。
例えば、お昼の「思いッきりテレビ」の電話のコーナー(今はともかく、専業主婦時代は毎日見ていた。以前の印象と違ったらごめんなさい)。

まずは、相談者の話をよく聴く。
「そうですかぁ、つらかったですねぇ」
「今までよく耐えて頑張りましたねぇ」
短い時間で最低限の情報(相談者の人間関係、どこをどう悩んでいるか)をインプットしつつ、同調、共感の姿勢は忘れない。
相談者はこれで少しずつ心を開く。

次に具体的な相談。
しかし、みのさんは実際、「相談」には乗っていないような気がする。
「以前はどうしていたんですか?」
「それに対して、あなたはどう思われますか?」
「そのことで、あなたが学んだ教訓ってありますか?」
と、できるだけ多方面から考えさせる質問を投げかけ、相談者の問題意識を鮮明にしている。相談者に自ら考えさせているのだ。

この過程で考えるべき焦点が絞られる。同時に、解決すべき手段も少しずつ見えてくる。具体的にどうやったらいいのか、そのために必要な条件は・・・などという話が出てくる。
ここは、みのさんというより、後ろの4人のゲストが、いろんなアイディアを出している。

これらがまとまった時点で、だいたい時間が来る。
最後は、相手の出した結論を尊重しつつ、その気にさせて締めくくる。
何となく気持ちがラクになったところで、
「頑張って下さいよ!あなた、あと30年は生きるんだからね!」
なんて尻を叩かれたら、本当に30年は生きられそうな気がしてしまうのではないだろうか。

人間が、誰かに何かを相談するときは、「どうしていいか全く分からない」というより、「こうしたいんだけど自信がない」から、ちょっと他人に背中を押して欲しい、ということが多いのではないだろうか。
コーチングは、「こうしなさい」というのではない。答えは実は本人の中にあり、コーチは本人の中にある「答え」を引き出す援助者なのだ。

みのさんはこの点、うまくコミュニケーションをとりながら相手の可能性を引き出そうとしているように感じる。
好き嫌いはあるかも知れないが、やっぱり売れるのには理由があるんだろうなぁ、なんて思う。

別に私はみのさんのファンってわけじゃないけどね♪
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by miki_renge | 2004-08-07 12:36 | 社会・経済一般
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