個別労働紛争の増加

平成13年度から始まり、急増中の「個別労働紛争」
(労働条件その他労働関係に関する事項についての紛争、平たく言えば職場のトラブルのこと)。
社労士も、その当事者の代理が出来るようになり、これらをビジネスチャンスとして捉えようとする動きも顕著である。

ただ、この個別労働紛争増加の動きそのものについて、気になる話も舞い込んでくる。
確かに、不況、リストラの波をかぶって、苦しんでいる労働者が多いのも分かる。
だが一方で、権利だけを主張し、例えば労働条件を切り下げられたことに対する復讐心から確信犯的に紛争を起こそうという労働者も少なくない、と耳にする。
また、これは主に若い世代の話だが、ゲーム感覚で行政や専門家を動かそうとして、うまく行かないと逆ギレしてしまうパターンもあると言う。
何だかねぇ。
経済的弱者であるはずの労働者が(いや、別に弱くなくてもいいんだけど)理不尽に経営者を追い詰めているんだったら、時間と労力が無駄にかかるだけ。
そもそもこの制度、裁判だとお金も時間もかかるから、っていうんで、実情に即して迅速に解決するために設けられたものなのに、こんな利用のされ方をしたんじゃ、本当にこの制度を必要としている人が気の毒だ。

もちろん、経営者側も常日頃から働きやすい職場を作るよう心がけておくというのが大事なんだろうけど。
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by miki_renge | 2004-09-22 12:18 | 雇用・人事
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