女性活躍とかストレスチェックとか

師走ですねぇ。
マイナンバーや女性活躍推進法、ストレスチェック対応など、いよいよ計画策定や運用のステップを迎え、実務に関するあれやこれやを仕入れているところ。何しろ、追いかけなきゃいけない情報が多すぎる。

女性の活躍に関しては、先週、白旗を掲げるような決定も。
政府が女性の登用に関する「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%とする」という数値目標を下方修正した。12月3日開催の「男女共同参画会議計画策定専門調査会」の「第4次男女共同参画基本計画(案)」を確認したら、民間企業の課長級では15%、係長級では25%を目指すとのこと(現状はそれぞれ6.0%、12.7%=「平成25年度雇用均等基本調査」より)。

うーん、残念。
数値目標にはさまざまな意見があることは認識しているが、それでも意思決定の中枢に近い部分に、女性が入りこむことに意義があるはずなのに。
能力があれば性差なく昇進できるはず、下駄をはかせるなんて…という声には、そもそも現状において能力開発や経験の機会が均等に与えられているのか、と問いたい。

もう一つ、12月からのストレスチェックの義務化(労働者50人以上の事業所)。
これについては、「形式的なものになってしまうのでは…」という懸念も聞かれる。
プライバシーが守られなかったり、「うつ病予備軍」として不利益取扱いを受けるようなことは、本当に発生しないのか。
それを恐れるあまり、本当にストレスを抱えている人が事実を言えなくなるのではないか。
また、医師などの実施者は労務のプロではない。職場に問題があっても、本質的な解決策がそこにない限り、徒労に終わるのではないか、あるいは余計な労使トラブルを誘発してしまうのではないか。
さらに言えば、受診した人が安易に「うつ病」と診断され、さらに落ち込んだり、薬漬けにされることはないのか(←医療関係者でないので想像に過ぎないが)。

結局、この仕組みが実効性を保つには、昨日「シューイチ」で精神科医の名越さんが話していたように、「企業がいかに本気を示すか」にかかっているのだろう。支援者としては、この根っこの部分を大事にしないといけないね。

さて、今、中丸がストレスチェックを受けたら、大変な値が出そうだ…ハイフンさんも、推奨されている職業性ストレス簡易調査票(57項目)のBをやってみてください。
ホントに、年末のこの忙しい時期に何やってんの、バカタレKAT-TUN!(←「タメ旅」風に)

【追伸】
拙ブログでもたびたび紹介している「育休復帰支援プラン」、策定マニュアルの改訂版が出ました。産前休業前の女性、あるいは妻が妊娠中の男性がいる事業所さんは、ぜひご利用を。育休復帰プランナーが、無料でご説明にうかがいます。
[PR]
by miki_renge | 2015-12-07 14:33 | 仕事場にて
<< 年の瀬の情報収集2015 いろいろ思いを巡らせている >>