障害者自立支援法案

昨日の郵政民営化関連法案が参院で否決されたゴタゴタに隠れてますが、衆院解散によって障害者自立支援法案などが廃案になりましたね。
個人的には郵政民営化よりこちらの行く末の方が興味があったのですが。
・・・と言っても、議論されていたのはやはり入院中なので大してわかってないかも^^;

障害者自立支援法案について(厚生労働省HPより)

まぁ、この法案は廃案になってよかったでしょう。
問題と思えるのは以下の2つのポイント。
 1.雇用確保や所得の保障がないままに応益負担(これまでは応能負担)が導入される。
 2.しかもその負担は本人の所得に応じてではなく、世帯所得に応じたものになる。
   (親、兄弟などに負担が課せられる恐れ大)。

これまで応能負担でどうにかやってきた人はどうなるのかな、と思いますよ。
支援費だってそうだけど、結局「お金(財源)がないから自分達でどうにかしてね」ってことですもんね。それに障害をもっている人は家族と一緒に暮らしていることが多いはず。家族に負担をかけると思って肩身が狭くなる人も多いのでは。
自己選択、自己決定、利用者本位という支援費制度の理念を引き継いだというのはいいけれど、結局サービスの幅が広がったとは思えないし。

日本って、いざ病気や障害をおってしまったら絶望して自殺してしまう人も決して珍しくないけれど、根っこはこの辺りにあるんじゃないか。障害をおっても、それまで通りに働いて生活できれば何も悲観することはないのだから。

今回廃案になっても、また出てくるんだろうなぁ。
いずれ介護保険と統合されるって話もあるし。
今回は「棚ボタ」で不成立になっただけで、郵政のように運動によって勝ち取った不成立ではないのだから。
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by miki_renge | 2005-08-09 10:29 | 社会・経済一般
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