子供を産みたくなる社会

「ぐーたらハハのあれこれ」さまにTB。

7月に次女を出産して、2児の母になって、改めて思うこと。
子供はかわいい、この上なくかわいい。出産がどんなに苦しくたって、この子達と人生歩めるなら、どんなに苦労してもいい。既に「あと一人いてもいいかな」と思い始めている自分がいる(でも実際は無理だな、超早産体質だし)。

それと同時に、「少子化対策が急務だとか言っても、長女を出産した5年前と、子育てする環境はほとんど変わってない、むしろ悪くなっている」ということ。

たとえば、新聞の投書欄でも最近たまに見かけるのは「ベビーカー公害」。要はベビーカーは場所を取るので邪魔だと言う。少し前、「駅ではベビーカーは畳んで階段を上りなさい、エレベーターを使うな」という投書を発見してびっくりしたことがある。
また、公共交通機関においても、妊婦や子連れには冷たい、という話はザラ。長女の妊娠時代も、席を譲ってもらうことはあんまりなかったなぁ。

生まれたら生まれたで、ちょっとでも弱音を吐いたり、粗相(?)があろうものなら、「最近の母親は・・・」と非難される。
働こうとしても、「総論賛成、各論反対」で、今さら言うまでもなく、あちこちに高いハードルが。
そして子供が健全に育つ環境についても整備されているとはいいがたい。「ゆとり教育」、教師の質の低下、治安の悪化等々。もちろん金銭的な問題も。

いろいろ考えると、「この国は本当に少子化で困っているのだろうか」と思ってしまう。
政府がいくら困った困ったと言っても、世間様はたいして危機感を感じていないのでは、と。

いや、「ぐーたらハハ」さんが言われるように、女性個人の問題にしているからそこで終わっているんだろうな。「結局、産まない女が悪い」で完結しているんだろう。
子供を産みたくなる社会にならないと、そう、「社会問題」として一人一人が考えていかないといけないのにね。「政府の少子化対策がなってないからだ」と批判する前に。

「子育て中の一女性の愚痴」としか聞こえないかも知れないですけど。
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by miki_renge | 2005-10-09 08:01 | 社会・経済一般
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