目標管理はあくまでツール

昨日は、月に一度の支部の研究会に参加してきた。
テーマは「目標管理」。この問題点や改善策についてさまざまな意見が出た。

目標管理はとかく「人事管理」の一手法として用いられがちだが、本来は経営目標の達成度を図り、次期の目標策定のためにフィードバックされるための効果的なツールであるべきだと思う。
私も何回か目標管理導入のお手伝いをしたことがあるが、ただの「ノルマ管理」と考えている管理職も多い。極端な場合、リストラの口実として導入されることもある。
・・・いや、実は昨日も、「営業の場合は結局ノルマなんじゃないか」「給料ばっかり高くて全然働かない定年間近の人の給料を合理的に下げるために利用するのもアリじゃないか」という意見も出されたが(これはこれで議論が分かれるところだろう)。

理想論だが、人事管理の一側面として設定される目標は、組織目標と連動しているものであって、各人が目標を達成すれば、結果的に組織目標も達成されているはずなのである。業績も向上し、各人はそれに寄与した分だけ対価を受け取れる、はずなのである。実際は、業績向上分が社員だけに還元されるわけではなく、経営政策として、株主や取引先に優先的に還元される会社もあるだろうけど、それでも巡り巡って社員に戻ってくるだろう。
企業もハッピー、社員もハッピー・・・なはずなんだけど、ねぇ。

この運用については、偉い先生方も「答えが出ない世界だ」とおっしゃっていた。結局、それぞれの企業風土に合わせて、工夫していくしかないんだよね。
大事なのは、目標管理というシステムに振り回されないこと。あくまでツールなのだから。
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by miki_renge | 2005-10-18 11:47 | 雇用・人事
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