早寝早起きは大事だけれど

文部科学省がこんなことを考えてるそうですな。
「子どもの生活リズム 向上大作戦!!『早寝、早起き、朝ご飯』を」

東京新聞によると
「早寝、早起き。朝ご飯を食べよう」を合言葉に、文部科学省は来年度から、子どもの生活リズムを向上させるための全国的な事業を展開する方針を決めた。民間団体や経済界にも広く協力を求め、国民運動として盛り上げたい考え。
とのことだが、これで2億5千万も税金使うってのはどうかなぁ。
早寝早起きが大事なのは誰もが分かっている。問題は、「どうしてできないのか」なのだ。

そもそも、子供の生活が夜型になっているのは、親世代のせいじゃないのか?
数年前に、「30代男性の半数は帰宅時間が21時以降」というデータを見つけたことがある。この傾向は今も変わっていないだろう。むしろ、長時間保育を行う保育園が増えてきたことで、女性が働いている場合も、帰宅時間はどんどん遅くなっているのではあるまいか。
そんな状況で、記事にあるような「早朝マラソン」「早朝ゴミ拾い」を企画したところで、何も変わるまい。かえって双方の負担が増すだけだ。

本気で早寝早起きを推奨するなら、まず、一定時間以降の労働を禁止する(もちろん、医療関係や農業などは例外)。仕事が定時で終わりそうもない場合は、夜遅くまで残るのではなく、早出すべし。職場における夜の飲み会は厳禁。接待や打ち合わせが必要なら、ランチタイムに行うこと。・・・これくらいの思い切ったことをしないとうまくいかないのでは?

それにしても、しわ寄せが全部子供に来ているっていう象徴のような話だね・・・
「今、生活リズムの向上を訴えないと大変だ」と文部科学省は言っているけれど、これだけは同感。「質の高い親子のふれあいを」という意見にも同感。でも実際、これだけゆとりのない社会でそれが可能なのかどうか・・・不安がいっぱいだ。
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by miki_renge | 2005-11-03 13:10 | 社会・経済一般
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