研修は一発勝負

30分前主義」(「こんさーる日記」)を読んで、昔担当していた研修会のことを思い出した。

研修会の講師を、とある教育業者を通じてお願いした。
しかし研修会当日、その講師が時間になっても来ないのだ。
当時は携帯電話も一般的でない。「どうしたんだろう、こちらが日程を間違えたのかな」とあたふたしながらも、講師がまもなく到着することを信じて待つしかなかった。

実はこの研修、教育担当者向けのインストラクター養成研修会。前日の講義には、タイムリーにも、「万一、研修に穴があいたら」という内容もあった。まさにそれを実践してしまったのだ。
講師が来ない、あるいは何分くらい遅れるという目安があれば、思い切って討議の時間とするか、プログラムを組みかえる。研修の初日などであれば、自己紹介を丁寧に行うこともできる。ただ、「どれだけ遅れるか分からない」というのが一番困る。結局このときは、簡単に出来る研修ゲームの紹介をいくつか行って時間をつないだ。

結局、講師は30分遅刻してやってきた。タクシー乗り場で待たされていたらしい。実は、会場である研修所は最寄り駅からタクシーで15分ほどかかる。その日はたままた天気が悪く、駅でタクシー待ちの列ができていたとのこと。
終了後、講師からは「タクシーは待つこともある、って事前に言ってもらえたらよかったのに・・・」とお叱りを受けた。
まぁこちらにも非はあるが、もうちょっと余裕を持って来てよ、とも言い返したかった。

私自身も研修講師を務めてきたが、この一件以来、必ず「最低でも30分の余裕を持つ」ことを心がけるようになった。焦って受講生の前に出たんじゃ、とてもじゃないけど落ち着いて話をすることなんてできない。特に初めての会場なら、事前に研修会場を見て、黒板や各種機材の位置、適当な声の大きさ、マイクの操作方法などを確認しておかないと、講義に集中できないのだ。何と言っても研修は一発勝負。

・・・と偉そうに書いても、失敗談は多々ありますが。それはまた別途。
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by miki_renge | 2005-11-16 11:28 | 仕事場にて

高校生と小学生の娘を育てながら働く主婦。中小企業診断士・社会保険労務士。静岡出身、東京在住。SMAPとKAT-TUNを応援中。


by miki_renge

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