残業代を請求しない理由

もうすぐ11月も終わってしまいますが、厚生労働省では、11月を、「賃金不払残業解消キャンペーン月間」としているようですね。電話相談もやっていたようで。

その一方で、連合総合生活開発研究所が10月に実施した「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート調査」の結果によると、「賃金不払い残業」がある雇用者は43.2%で、前年同月の39.2%を上回った、とのこと。

調査では、さらに、長時間労働であるほど「不払い残業比率」は高まっていることや、不払い残業の理由として、残業時間や残業手当の上限および上司等への気兼ねが上位にあがっていることが報告されている、そうです。

上司への気兼ね、あるだろうなぁ。
「時間内に仕事を終わらせるように効率的に仕事を進めれば、残業なんてせずに済む、怠けている奴に残業代は払えない!」という方針の会社もあるだろうし(これ、本当に本人の能力がない場合もあるだろうけど、仕事量が膨大ってこともありうるよね)。まともに残業代を払っていたら会社が持たない=雇用すら怪しくなる、という事情もあるだろうし。
「会社への忠誠心」を大事にする日本的経営では、会社のために奉仕=タダ働きすることが未だに美徳とされている側面もあるんだろう。

取り組みが進んでいないというのは、結局、労使ともにそれほど問題意識を持っていないということなのかな・・・
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by miki_renge | 2005-11-29 10:44 | 雇用・人事
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