労働時間が減れば

どうやら今年から日本の人口が減少に転じるらしい、というニュースを知ったときに見つけたこのページ(ベネッセ・プレスリリースより)。

◇父親自身の子どもへの関わり実態
平日子どもと過ごす時間は1~2時間が27.0%で最も多く、2時間未満の合計は63.7%。一方、希望としては、2~3時間が32.6%。
出産に立ち会う父親は年々増加しており、現在0歳児の父親の立会いは55.1%。
家事育児で半数以上の父親がほぼ行っているのは「ごみ出し」「子どもを叱ったり、ほめたりすること」「子どもが病気の時、面倒を見ること」。
育児休業の取得率は、2.4%。一方、「使いたいけれど使えなかった」父親は23.0%。
このブログでもよく書いてるけど、少子化を食い止める鍵の一つがここにあるんだろうな。子育て世代の男性は職場でも働きざかりなのだろうが、もうちょっと家庭に帰してあげないと。

正社員でも労働時間が短くなれば、父親(夫)は早く帰宅でき、母親(妻)の家事・育児の負担は軽くなる。夫が子育てにもっと関わることができれば、妻(主に専業主婦)の育児不安は軽減されるだろう。妻は話を聞いてもらえるだけでもホッとできるのだから。
残業なしが当たり前の世の中になれば、働く母親ももっと時間と気持ちにゆとりが持てるだろう。また、一旦退職しても、正社員として働く道が今より開けるとなれば(もしくはパートなどでもそれなりの待遇ややりがいが得られれば)、出産をためらう女性も減るだろう。

さらに。
労働時間の短縮によって、家庭で過ごす時間が増え、家族のコミュニケーションが増えるだろう。未成年の凶悪事件は減るだろう。自宅で子供のしつけや学習をみる時間が増え、学校外学習にそれほどお金をかけずに済むだろう、学校の教師の負担も軽減されるだろう。
自宅で身体を休める時間が増えれば、生活習慣病も減り、ゆくゆくの医療費も減るだろう。

独身者にとっても、余暇時間が増えるということは、結婚相手との出会いの機会が増える・・・かも?これは余計なお世話か。

労働時間を減らして企業の競争力に悪影響がないかって?まぁそりゃ、否定できないでしょう。でも少子化による日本全体への将来的な影響を考えれば、受け入れるしかないでしょう。
その分の仕事は、フリーターやニートに割り振るということで。いわゆる「ワークシェアリング」ですな。

一定以上の時間労働させたら罰則、くらいの厳しい規定があればできるかな。
闇残業が横行して、かえってとんでもないことになったりして・・・
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by miki_renge | 2005-12-19 06:54 | 雇用・人事
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