ドイツの閉店法

昨日は、唯一参加できている支部の研究会。ドイツの労務事情について、大変興味深い話を聞けた。
そのなかでも紹介されたドイツの「閉店法」について、自分がドイツに行ったときに聞いた話を思い出した。

日本では24時間年中無休のコンビニエンスストアやスーパーなど珍しくもないが、ドイツにはこれがない。ドイツでは「閉店法」と言って、小売業は、平日は6時から20時、土曜は6時から16時までしか開店してはいけないことになっている。日曜はもちろん閉店だ(1996年現在)。この法律ができた1956年当時は、平日は18時30分、土曜は14時に閉店しなければならなかったそうで、一応規制緩和の方向に向かっているらしい。
まぁ、これらの規制を取っ払えば、雇用も増えるし失業者対策にもなるし、ひいては経済の活性化にもつながるだろう。もっとも、労働組合等の反対でこれ以上の規制緩和はかなり困難らしいが。

私が行ったのは10年も前のことだが、初めの印象は、「何て不便なんだろう」だった。でも出張先で対応してくれた人は、「そうでもないよ、だって夜や日曜はゆっくりしたいじゃない」と言っていた。う~ん、これぞスローライフ。そういえば、昨日の研究会でも、「ドイツ人は基本的に5時で帰る」って話があったっけ。

各国では悪名高い閉店法に思えるが、日本で検討したらちょっと面白いかも?
だって24時間営業のコンビニなんて、やっぱりコストがかかるし(電気代などの環境負荷も含めて)、その割には客がごった返してるって状況でもないし(むしろ若者の溜まり場で犯罪の温床?)。ドイツでは職住近接で、地域コミュニティも健在だという話だけど(まぁこれも10年前に聞いた話)それもこの閉店法による影響、つまり生活文化が守られていること-が大きいかな、って感じるなぁ。・・・経済停滞しちゃうかな?
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by miki_renge | 2006-01-17 10:34 | 雇用・人事
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