日本の医療制度

昨日は東京支部の新人歓迎会だったようで。私はその時間、高熱にうなされる次女の看病をしておりました。もっとも、次女が元気でも、長女の学童の保護者会があったから、どちらにしても行けなかったんだけど。あぁ、土日に自由に動けるようになるのはいつの日か・・・今朝もまだ、次女は苦しそう。長引くとは言われたけど、明日も保育園は無理かな。

さて、先週参加した支部の研究会のレビューを。

テーマは「日本の医療制度改革」。
少子高齢化によって財政が厳しい状態にあるのは、何も年金ばかりではない。医療保険だって同じだ。日本が世界に誇る国民皆保険制度が崩れるかも知れない。現に、年金と同様に国民健康保険では10%以上が保険料未払いというデータもある。年金がなくても生活できる人はいるが(貯金があれば)、医療はそうはいかないだろう。

あわせて、病院経営の効率化についても意見交換がなされた。医療機関自身がサービスを充実させ、ITの導入などによる効率化を図ることで、医療体制をより確固たるものにしていかなければ、という話になった。

ところで、私は今回はじめて知ったのだが(不勉強ですな)、日本では病床数は多いが、病床数当たりの医師数と看護職員数が、諸外国と比較すると圧倒的に少ないそうだ。

ちょいとまとめてみると、だいたいこんな感じ。
       (人口千人当たり病床数)  (100ベッド当たり医師数・看護職員数)
・日本         10.8             15人・42人
・アメリカ        4               77人・230人
・ドイツ・フランス   8~9             40人(医師数)

それでもって、日本の平均在院日数は28日。世界でも断トツに長い。つまり、「面倒を見ず、ただ長いこと寝かせておく」という、治療というより療養型の入院が多いってことだ。いわゆる「社会的入院」というものだよね。
これじゃ、非効率、というか医療費の無駄。だけど、それに代わる受け皿が少ないのも事実。今話題になっている尊厳死・安楽死も、一歩間違えば「医療費削減のために死んで下さい」になってしまう恐れがあるだろうなぁ。おっかないことだ。
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by miki_renge | 2006-04-23 06:54 | 年金・保険
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