職場のメンタルヘルス

昨夜は、月に一度の診断士の研究会に参加。今月のテーマは「メンタルヘルス」。

職場のメンタルヘルスについて語られるようになったのは、ここ2、3年のことだと思う。
それでも、未だに「怠けている」「性格的に弱いからだ」と理解されないことも少なくない。
それなりの規模の企業なら、メンタルヘルスに関する啓発活動(研修など)を行ったり、企業に相談室を設けたりという対策もとれそうだが、中小企業ではまだまだだろう。

精神疾患のもっともポピュラーなものとしては「うつ病」があげられる。うつ病は適切な治療がなされれば必ず治ると言われているが、うつ病であることを自覚する、あるいは診断してもらうのは簡単なことではなさそうだ。うつ病で一番怖いのは自殺。そのような最悪の事態にならないよう、見守る必要がある。

せっかく育てた人材が、自らの手で命を絶つ・・・経営者にとっては耐えられないことだろう。
そんな不幸はあってはならないのだが、全自殺者のうち3割が就労者というデータもある。
そこまで至らなくても、生産性の低下や企業イメージの悪化など、企業の活力に影響する問題だ。その人を追い詰めない、無理のない働き方(労働時間管理や人間関係管理など)の環境整備をしていく必要があるだろう。

研究会では、「自殺者の7割は、誰にも“死にたい”と相談していなかった」というデータも紹介された。先日成立した「自殺対策法」では、この辺りのこともフォローできるかな。でも、「10年間で自殺者7000人削減」が目標だなんて、随分悠長だなぁなんて思ってもみたり。
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by miki_renge | 2006-06-20 00:40 | 雇用・人事
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