雇うコスト、雇わないコスト

婦人公論9/22号にて。特集の「子育てに正解はあるのか」にも考えさせられたけど、あぁ、こういう話をもっとして欲しい!と思ったのが、「障害者雇用の可能性はまだまだ広がる」という座談会。

一般の人の多くは、障害者を雇うコストが高くついて経済効率が悪い、と言う。たとえば障害者1人のためにトイレを作る、なんていう例。
これに対して、慶応義塾大学の中島隆信教授はこう反論する。「働ける能力のある障害者が働かないのは非効率。その人が働かなければ、ずっと家にいて家族の世話にならなくてはならず、家族の労働生産性も落ちる。生活保護を受けるにしても、それは税金からまかなわれている。障害者が出かけることにより、消費し、お金を落としてくれる」。つまり、社会全体で考えれば、巡り巡ってお得(?)になるというお話だ。

そうなのだ。目先のことだけ考えるから「大変だ」となるけれど、広い目で見ればそっちの方がはるかに健全だ。でも、目先のことしか考えられない企業が多いのも事実なんだよね。
こう書くと、障害者の法定雇用率(現在1.8%)を上げて、調整金や報奨金出して・・・となりがちだが、中島教授は「障害者の生産性をあげる工夫をした方がよほど効率的」と言う。この辺は、「工夫」の内容が分からないので意見できないが、数値目標を上げて実現に向けて努力せよ、ではやはり味気ないなぁと思う。

これって、子育て中の女性の雇用にも、同じことが言えるよね。育休取得目標●%なんてものより、その人の環境や考え方によって、どんな仕事が与えられて、子育てが一段落したらどんなキャリアプランが選択できるか、というイメージを描かせるようなものが必要なんだよね。

ちなみにこの婦人公論、Kinki Kidsの堂本光一くんのインタビューもありますよ♪相方の剛くんとは、プライベートではほとんど付き合いがないんだね。ユースケとくさなぎくんみたい。あと、嵐の松潤は、光一くんには敬語らしい。ふーん、なるほど。
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by miki_renge | 2006-09-13 13:39 | 雇用・人事
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