「お産の歴史」

病み上がりの次女を保育園に預けて無理やり更新研修に行ったのがやっぱりまずかったのか、次女は再度高熱を出してしまった。ついでに長女も咳がひどい。はぁぁ・・・

うつらうつらする次女を抱っこしながら(抱っこでないと寝てくれない)病院の待ち時間で読んだ本は、「お産の歴史」。縄文時代から現代までのお産について考察された興味深い本だ。

心に残ったことを書き留めておくと、
・縄文時代の15歳時の平均余命は16年。しかし、通常はそこまですら生きるのが難しく、三内丸山遺跡では、乳幼児を埋葬した埋め甕が、成人の墓の6倍だとか。
・胎教が始まったのは平安時代らしい。男女、美醜、賢悪は妊婦の日頃の行いによって決まると考えられていたとか。
・平安時代の貴族の妊産婦の死亡率は高い。原因として、早婚、血族結婚といったものの他に40キロもある十二単、床まで届く長い髪のため動きがままならず運動不足になったことや、ただ夫の帰りを待つだけの生活からくる精神的ストレスが考えられているという。
・鎌倉時代の絵巻から、当時は外から見えるところでお産が行われていたことが推測できる。
・江戸時代には、禁止されているにも関わらず堕胎が多かった。日本には「子供は神からの授かり者」という考え方が根強く、産婆は生まれる前に生かすか神に戻すか、家族の意思を確かめておき、戻すとなったら赤ちゃんの頭が出てくるときに呼吸できないように処置した。

他にも、帝王切開の歴史、産婆制度の歴史などが述べられている。出産の神聖さ、そして命の大切さを教えられる本。無事に出産を終えられることが、どんなに切望されていたことか、改めて重みを考えさせられた。
「子供の風邪で仕事ができない」と思うことは罪ではないかと反省。ごめんよ。
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by miki_renge | 2006-10-01 06:57 | 家族・育児
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