診断実務従事にて:意思決定力低下

再三書いているように、目下のところ、かなり時間に追われている状態なのだが、その大きな理由の一つとして、「診断実務従事」中だと言うことが挙げられる。
診断士ならお分かりと思うが、そう、新制度になって必須となった「実務ポイント5年で30点」である(そりゃー大変でしょ、と診断士の方は言いますよね、きっと)。

私は社労士事務所に勤務しているのだし、個人的に商店街支援にも携わっているので、実務ポイントの確保にはそれほど困らないとは思うのだが、今受講しているマスターコースでは、実務従事もセットとなっているため、10月半ばから時間を確保して取り組んでいる。

その中で思うこと。それは自分の「意思決定能力」「判断力」の低下だ。
実務従事仲間は皆優秀で、自分の能力のなさを思い知らされる。

思い起こせば、出産前、正社員で勤務していた頃は、それなりに権限も与えられ、予算も与えられ、意思決定する場面が多々あった。責任も重かったけど。
しかし、その職場を出産退職して約7年、個人としての仕事はさておき、組織に身をおいてやってきたのは、大局的な判断を求められる仕事ではない。経理なり、社会保険の手続きなり、どちらかと言えば「職人」的な要素が強いものだ。その中で、「より正確に、より速く、より気配りして」を目指して取り組んできたことは、それはそれで非常にいい経験のはずなのだが・・・

ただ、私が育児中心の生活で仕事をセーブしている間、ほぼ同年代の仲間は、大きな仕事をやってきて、判断能力を磨いてきたんだなぁ、と思うと、漠然とした不安も感じてしまう。あぁ、やっぱり経験は大事だな、とか、カンが鈍ってきたな、って。

そんな中、事務所では初めて1人で「給付」の仕事を任された。給付は文字通り「お金」が絡むものだから、事務所ではそれなりに経験がないとさせられないと言われており、私の仕事も今までは「適用」(各種保険の資格取得・喪失手続き)中心だった。一方では能力の低下に嘆きつつ、他方では新しいことを覚えられる嬉しさ。自分の気持ちもアンバランス?

結局、「限られた時間で何を最優先に考えるか」なんだろうけど。
管理職への道を突っ走れば(なれるかどうははともかく)、捨てなければならないものがあるだろうし。あとは、自分の弱みを自覚して、どれだけ補っていけるか、だよね。
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by miki_renge | 2006-11-30 12:19 | 資格・勉強
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