「資格は必要か」

「不況に負けない再就職術」という本を読んだ。別に再就職を試みているわけではないが。

そのなかで、「資格は必要か」という章があった。
中小企業診断士を取得した40代の男性、社会保険労務士を取得した30代の男性の話が掲載されていた。どちらも苦労を乗り越え、資格を取ったが、実際はかえって転職活動に支障をきたしてしまった・・・という内容だった。著者はここで、「資格は転職には武器にはならない」ということを言いたかったようである。

気にかかったのは、その著者の主張ではない。事例として掲載されていたこの2人のコメントである。「資格取得で転職が有利になると信じていたのに、実情は全く違った。勉強に費やした時間を考えたら悔しくてたまらない」「あれほど勉強を重ねた自分の努力は何だったのか?」等々。

そうだろうか?このあまりにネガティブなコメントがどうにも残念だ。資格取得のための勉強で、自分の人生の幅が広がったとは思えないだろうか?(←これはたとえ不合格であっても。)また、資格取得後だって、それこそ診断協会や社労士会などのネットワークに参加すれば、得られるものはたくさんあるはずなのに。
資格を取得したのに薔薇色の人生が開けなかった・・・でも、だからと言って、それに費やした時間とお金がもったいなかった、というのは寂しすぎないか。

ちなみに、この本では、「中高年の転職活動では資格は役に立たない」とあるが、子育てママの再就職にはある程度役に立つと思う。私自身、再就職活動(パートだけど)に当たっては、育児期に資格を取ったことで「随分勉強されたんですね」と評価していただいた(実際は、出産前からちょこちょこと勉強していたのだけど)。私が特別なのではない、特に社労士有資格のママ友の似たような経験はたまに聞く。

「資格は必要か?」と問われれば、そうではないと思う。ただ、資格は広く人生を考えた上では有効なのではないか・・・と考える(考えたいだけ?こうは言っても↑私自身、資格を上手に生かしていると胸を張れないのがつらいところですが^^;)
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by miki_renge | 2006-12-12 23:51 | 資格・勉強
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