「スタッフの成長のために」

高校時代の友人に、障害者の就労支援に取り組むNPO法人が運営するベーカリーカフェに連れて行ってもらった。
のどかな田園地帯に建つログハウス風のカフェ、ドアを開けるとパンの焼けるいいにおい。まずそれだけで、なんだか温かい気持ちになる。

オーダーを取り、食事を運んでくれたのは、かわいらしい女性。しっかりした受け答えができる。しかし、一年前から通っている友人によると、初めはレジに立つくらいで接客はできなかったという。

メニューの最終ページには、「ここで働くスタッフの成長のために、お気づきの点がありましたら店主にその旨をお伝え下さい」といったことが書かれている。きっと彼女もお客との触れ合いの中で学んでいったのだろう。恐らく1年間、さまざまな苦労があったに違いない。
でも、「僕の歩く道」を見ていたときも思ったのだが、誰であろうと、どんな障害があろうと、成長したいという気持ち、そしてその可能性はあるはずだ、と改めて確信した。

また、いわゆる「クレーム対応」についても、「企業やそこで働く人の成長のために」という姿勢で臨むのが基本だと感じた。今の企業の「お客様相談室」で、その当たり前のことがどこまで出来ているか・・・などと思いつつ。

このNPO法人は補助金等には頼っていないとのこと。財政的には難しい局面に立たされることもあるだろう。阪神大震災でのボランティアの活動が契機となってできたNPO法、そして障害者の自立支援が声高に叫ばれるようになって(=財政難=福祉の切捨てという見方もあるが)このようなNPOは数多く誕生している。NPOの制度そのものがまた発展途上と言えるだろうが、ぜひ息の長い活動を続けてほしい。

おまけ。レジ奥にはこの地出身で高校の後輩でもある某Jリーガーのサインが飾ってあった。
何だか嬉しい。案内してくれたJちゃんありがとう^^
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by miki_renge | 2007-01-05 17:57 | 商品・サービス
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